【総括項目 Item in Feb. 】
02/04 Wed ≪大原・佐治 Driving≫
02/07 Sat, 08 Sun, 11 Wed ≪神の倉≫
02/10 Tue ≪瀬戸内風景≫
02/11 Wed ≪神の倉≫
02/14 Sat,
15 Sun ≪神の倉キャンセル ≫
02/20 Fri ≪映 画 ≫
02/21 Sat, 22 Sun ≪神の倉 ≫
02/04 Fri ≪萩 Driving≫
02/28 Sat, 29 Sun ≪神の倉 ≫

02/02 MON 〜 08 SUN
  02/04 Wed ≪大原・佐治 Driving≫

   朝≪晴≫6:40出発 → 国道2号線 → 上郡(兵庫県) → 作東(岡山県) → 大原 →
    → 智頭(鳥取県) → 用瀬 → 佐治 → 恩原高原(岡山県) → 上斎原 → 奥津 →
    → 久世 → 勝山 → 大佐 → 新見 → 東城(広島県) → 神石 → 上下 → 甲山 →
    → 河内 → 22:50帰宅  ≪625 km≫
 

特に目的があった訳ではない。
最近は寒い日が続いているし,明日ぐらいからまた”雪”という予報なので,昨日うちの奥さんに
雪が降る前にチョッと『鳥取か何処かに食事でも・・・』と声を掛けたらすぐ合意した。

今日は久々,朝暗い中に出発しようと思っていたが,しかし朝起きるのは寒いし,中々億劫で・・・。
結局,6:40 出発。 しかし,西条を過ぎ少し北上した頃から道路に積雪が始まった。
薄っすら僅かな積雪はノーマルタイヤでは(滑り止め装着しても)走り難いし,山越えまで先は長い。

やむなく方向を換えたが・・・,しかし,何処に行くか・・・?。 
決心がつかないまま,取り敢えず国道2号線を走りながら考えることにした。
そして福山,岡山,備前・・・船坂トンネルを抜けて兵庫県入りし上郡まで来た。
これという目的もない。 気が向くままに進路を北にとり,鳥取ー上郡間には数年前開通した
≪智頭急行≫に沿って,千種川を
上月→作東→大原・・・と上った。

更に北上,トンネルを越えるて鳥取県入りすると,急に雪国に変わる。
両側と前方に豪快で美しい雪山や雪谷を見ながら智頭急行線に沿ってしばらく街道を走る。

更に走って用瀬で左折し・・・,更に行くと山狭の豪雪の村”佐治村”に入る。

ここは両側の険しい山に挟まれたV字谷 ”佐治川”沿いに拓けた集落だが・・・。
厳冬時には,両側の険しい山,峡谷,天にそびえる濃緑色の杉林,冷たい氷谷,積雪で屋根に丸く
曲線美を讃える家々,そんな集落の佇まい,・・・こんな景色に挟まれながら通り抜け・・・,
更に峠を上って,再び岡山県との県境≪辰巳峠≫に来ると積雪は更に厚くなる。
 
この当たり≪恩原高原≫では全て白一色の世界。 
その中を一筋の道路中央のみ除雪されたアスファルトの溝の底を曲ねりながら進む。
春から秋にかけては白樺が密生しオートキャンプ場なども開かれている。紅葉時期は格別美しい。
突き当たりの人形峠は左折し,上斎原→奥津を通過。 

まっすぐ走り抜け,16:30やっと久世に到着。 つまりここでやっと食事休憩にありついた。
奥さんは運転ができないので、いつも私一人で運転しているが,今日は積雪地帯を早く抜けるのに
必死で,何回かのトイレ以外,早朝からずっと運転し続けたことになる。

勿論車中でパンやおにぎりや牛乳,コーヒーや間食等をしながらではあるが・・・


しかし,この先も中国道は冬用タイヤ規制になっているから,ノーマルタイヤでは入れない。
一般道を勝山→大佐→新見→東城と走り,もう陽はとっぷりと暮れてしまった。
それに東城を過ぎるとまた雪が降り始めた。 それと同時にアッとい間に道路が白くなった。
時々,ブレーキを踏んでスリップしないか確かめながら,甲山の近くまで徐行で通り抜けた。
      02/04 Wed ≪大原・佐治 Driving≫



 02/07 Sat, 08 Sun ≪神の倉≫
02/07 Sat
 今日は朝から寒いし風が強そうだし・・・,明日もあるので私は家で所用をした。
 後で聞いたら,何人か神の倉に行った人もいたそうだが,やっぱり強風で飛べなかったそうだ。

02/08 Sun
 今日は昨日と違って暖かそうだし,天気も好い・・・。
 昼前,例によって何人かは荒谷山に上っていた。 しかし私達は風向きを考え神の倉に上った。
 しかし風が強くて飛べず,しばらくTOに残っている雪かきをしながら風の収まるのを待ったが,
 結局治まらず,誰も飛べないまま下山。 15:00頃解散した。




02/09 MON 〜 15 SUN
  02/10 Tue ≪瀬戸内風景≫
 気分転換を兼ね奥さんと二人で海を見ながら昼食,近くの島もチョッとドライブ。   安芸津町にて↓ 


  02/11 Wed ≪神の倉≫
今日は建国記念日。 気温も暖かいし天気予報も問題ない。
荒谷山には11時頃,皆で上がった。 風は南3-4m/sec 問題はない。
先ず福伝さん,続いて宇野さんがダミー役をかって飛んだが まだ
上昇する気配がない。
 皆,12:00頃から上がり始める いつものパターンを知っているから,
大勢の人はウェイティングしていた。
しかし,12時頃からは風が強くなって結局誰も飛べなくなった。

全員,早めに諦めて神の倉に移動した。
神の倉は正面から西風が入り,少し強めではあるが飛べそうだ !!
気の早い人から順にすぐ準備にかかった。

しかし,その時あの紅白の機体持ち主は,広げたグライダーをハーネスにセッティングするため,
≪多分左右ライザーを束ねてしっかり掴んだ≫のだろう。
グライダーは急に立ち上がり・・・,彼は即座にコントロールを試み様とした。 しかし,何しろ咄嗟の
出来事で・・・。 グライダーは持ち主の手を振り切って舞い上がった。

その結末は写真の如くだが,偶々そこに居合せた人に,猿でも上らない様な高くて細い枝の先まで
スルスルと上る特技の持ち主がいて,機体は無事回収した。
しかし,その間に風はだんだん強くなりフライト不可能な状態になった。
こんな出来事がなければ・・・, 恐らく何人かはテークオフし≪裏山行きになっていたかも知れない≫。
今日は≪この人のお陰で事故が防げた≫と考えれば,むしろ【救いの神】と言うべきであろう。

その後はLDに降りて立ち上げ練習したが,TOの強風は最後まで落ちなかった。


01/13 Tue〜15 Thu の旅行記作成
      ≪韓国 ;ソール,チュンチョン≫



02/14 Sat, 15 Sun ≪神の倉キャンセル ≫
天気予報では土曜日はバレンタインデイだが春一番が吹く,日曜日は冬型の荒天という。
それに多くの人は先週は一度も飛べなかったこともあり,いらいらしている人宛にMailが届けられた。
それは春一番が吹くよりも早く,つまり 『早朝 神の倉に集合して飛ぼう・・・』という誘い。
それに『チョコレートは不要です』とわざわざ断っているが・・・,主催者のハンサム度を考えると,やっぱり
それも主要目的と考える方がお互いに楽しい。

しかし,残念ながら土曜日はその予定より もっと早い時刻から強風が吹き
始め,もくろみは敢えなくキャンセルになった。
私個人については,法事のため今日は最初から,飛べる予定ではなかった
のだが・・・, ひとまずK-原さんにはご苦労様 !!!

日曜日は強風注意報がでているにも拘わらず,自宅周辺は天気は好いし
風も微風である。
≪神の倉に行けば飛べるのではないか?≫と思うと益々落ち着かなかった
が・・・,でも強風注意報は午後になっても解除にならないのを見ると・・・。
それでも気分は落ち着かなかったが結局神の倉には行かなかった。

         


02/16 MON 〜 22 SUN
   02/20 Fri ≪映 画 ≫
今日は奥さんから映画に誘われた。 
理由は見たい中国映画があること,金曜日はレディースデイなので1000円で見られること。
それに私も一緒に車で行けば交通費も要らないし,いつも二人だけで家にいる時の話題にも・・・。
色々な理由に加え,私も今はどうせ家でブラブラしている身だし,今勉強している中国語を試す
チャンスでもあるし・・・一緒につきあった。
今日は平日の Ladies day とあっては映画館は9割以上が女性。 男性は私よりも恐らくもっと
年輩の夫婦がチラホラと言った感じだった。
再見   

 監督: ユイ・チョン 
出演:  ジジ・リョン, フー・チョンシュエ, ジャン・ウー,
ヤン・チンウエイ, シア・ユイ,
カオ・ティエンホン, ツイ・ジェン


厳しい自然の中で貧しくとも温かく寄り添う家族シーンから始まる。
父に叱られ,食事抜きで家の外に立たされる長男。その兄にそっとお饅頭を手渡す妹。
それを家の中から優しく見ている両親。こんな光景がジーンと胸を打つ。
また、父親から 「何かあったら弟や妹たちを頼む」と言われていた14歳の長男だが,ある日両親の
不慮の事故死により,幸せな暮らしは一変する。

残された3人の幼い妹弟を良い人に・・・と考えながら里子先を探すシーン,
子供たちを託される里親たちの優しい眼差し,離れ離れに別れていく幼い子供たち・・・。
中国では家族に何かあった時は,その村の中で出来るだけ面倒を見るという風習があると聞いた。
それで長兄が妹弟をどこかの家庭に託すことを考え得たのだろうが・・・,
しかし観客はどうして良いか判らないほど辛くなる。

別れ別れになった兄弟姉妹が20年の時を経て再会する家族愛の物語。
現在と回想シーンとが交互に写し出される。
里子先の家の財政状態で子供たちの現在に明暗があり,観客は当然ながらショックを受ける。
回想シーンでは中国・東北地方という荒涼とした原野風景をバックに,それぞれに個性的で天衣無縫な
子供たちの泣き顔や笑い顔が画面いっぱいに交錯する。
両親の不慮の死後3人の弟妹を末っ子から順番に里子に出し,泣きながら雪の道を走る長兄。
子供の身では幼い3人の弟妹の面倒は見られる訳もなく,無念さ悔しさ哀しさに観客の心がふさがれる
場面が多い。

そのシーンにオーバーラップして,ノスタルジックな音楽が流れる。「運命にもて遊ばれる子供たちの
行方は?」と息を凝らしながら,感情はぐいぐい画面の奥に引き込まれてしまう・・・。
しかし,苦難の末,最後にはようやく4人が再会出来たことと「もうこれからは永遠に離れない」たという
言葉に救われた。
まわりに誰もいなければ,この子供たちと一緒に声をあげて泣きたいほど迫力のシーンであった。 
最後の字幕になってもまだ席を離れる人はいなかった。

02/21 Sat , 22 Sun ≪神の倉 ≫
02/21 Sat
天気予報は明日は雨の予報だが,今日は特に問題はない。
2週間飛んでないので,何とか飛びたい・・・。
荒谷山では11:00頃小田さんがキャノピーを準備始めた。
続いて稲垣さん他数人がテイクオフしリフトを掴まえ斜面にべばりつく。

小田さんはテイクオフしたが,リフト捕まらず、サブランへ。
小脇さんもテイクオフしすぐボール奥を攻め始めた。
山本さんテイクオフし南小山を探ったが,未だサーマル育っておらずサブランへ。
芦刈さんもテイクオフした。

結局,残ったのは稲垣さん,小脇さん,芦刈さんの3人が上空に舞い上がったが,
TOから見ていると雲の流れが凄く速い。 小脇号をしても中々前に進まない。 
稲垣号は北に流され?・・・,我々はクロカンに出るのかと思っていたが・・・,本人は果敢に風に
逆らって帰る積もりだった様だ。
強風と荒れたコンディションの中で≪多分一生懸命格闘しながら≫サブランから 北 1km当たりの
土手に無事
アウトランディングした。
こんな訳でその他の人は誰もテークオフできなかった。

午後はランディング場で皆さんの立上げ練習をした。
私はあまりにも下手なので少しでも上手になろうと最近立ち上げ練習に熱を入れ始めた所だが,
他の人は3週間飛んでない人達がうっぷんを晴らすため,かなり大勢の人が加わった。
今日の風は立ち上げ練習にもチョッと強めで大分引きずられた。
夕方,≪ぶっ飛び1本でも・・・≫と思う人々10人ばかり神の倉に上がったが,まだ強風で・・・,
逆らって飛べる人はいなかった。

 

← 荒谷山から
   殆どの人は車で下山
午後はランディング場に待機 →

立ち上げ練習 神の倉・・・,≪風≫やっぱり //強いぃ〜・・・!!
02/22 Sun
天気予報=雨, 実際も雨,風も強い・・・・。 こんな訳で私は 家で所用をした。
しかし,雨は間もなく上がり・・・,パラグライダーに本当に熱心な人の中には,今日も神の倉に行った
人もいるそうだが,やっぱり飛べなかったそうだ。


02/23 MON 〜 29 SUN
02/27 Fri ≪萩 Driving ≫

   朝≪晴≫6:55出発 → 国道2号線 → 玖珂(山口県) → 国道376号線(徳地ー山口) →
     →国道9号線 → 国道262号線 → 萩 → 帰途15:15発 国道191号線( → 益田 → 芸北 ) →
     → 加計 → 可部 → 広島 →  20:20帰宅  ≪399 km≫
 

 ドライブ目的地 『萩』ということに大意はない。 ここ3年ばかり行っていないので車を向けてみた。
萩は阿武川下流の松本川と橋本川に挟まれた中州に築かれた城下町で今でも古い街並みが整然と
残され,鍵曲がりと呼ばれる直角の曲がり角が続く道に,重要文化財に指定されている住宅群や,
それらを取り囲む石垣塀や,土塀や,うろこ壁,白壁などが城下町の面影を彷彿させる。
この街並みにとけ込む様な形で カフェとか,レストランとか,骨董品の店舗とか,萩焼を扱う小さな店舗
などが営業している。

萩城は毛利輝元によって市内のどこからでも見える円錐形の指月山(しづきやま)に築かれた。
今は萩城跡として石垣や堀などが残っている。
萩城南門前には今も厚狭毛利氏の長屋≪旧厚狭毛利家萩屋敷長屋≫代表的な武家屋敷の名残を
残している。

城跡のすぐ近くには独特な緑の日本海と砂浜と松林≪菊ガ浜≫が開けている。
沖合には多数の島々が点々とし,海岸線沿いに更に東進すれば橋本川沿いの萩漁港に続く。
少し奥まった所で橋本川を渡ると,明治維新にかけては高杉晋作,伊藤博文,山形有朋らの原動力に
なった吉田松陰にまつわる松陰神社などがシーズン中には大勢の観光客を集めている。

但し,私たちはもう何度も訪れているので,見学という目的はない。 
こんな街並みを1時間あまりウォーキングの後,レストランで昼食・コーヒー帰途。

 ↑ 萩 駅 ↑ ↓  萩 街 並 み
↑ 指 月 城 跡
↑ レストラン ↑ 菊ガ浜 ↑ 山陰海岸



02/28 Sat , 29 Sun ≪神の倉 ≫
02/28 Sat

 2月になって私はまだ一度も飛べない。 私以外の人も数えるぐらいの人しか飛べていない。
それでK-原さんから,今日こそ『ぶっ飛びでも何でも・・・早朝,風が強くならない中に神の倉に集合
しよう』というMailが入った。

それで 9:30に到着したが,K-原さんから再 Mailで 『都合により今日は遅くなる・・・』と言ってきた。
それで K-原さん他の到着後 10:30頃 荒谷山TOに上ったが,もう既に風が強くてダメ。
皆,仕方なくランディング場に帰って待機していた。

その頃,黒いウィンドブレーカーを着たインストラクター氏は『今日は広大生にハングの指導をする・・・』
と言って張り切っていた様な気がする。
そして,しばらく後,多くの人が 車がぶつかる様な鈍い音を聞いた。
見てみると @橋の欄干の傍に写真の車が停まり,彼のインストラクター氏が運転席からおりてきた。
早速調べて見ると,A車にはスリ疵があり,B欄干にはそれと該当する位置に,同じブルーの塗料が
付いていた。
しかし,それでも 皆な車の反対側にいて目撃者はいないし・・・,彼の運転手も笑いながら 欄干に接触
したことは最後まで否定した。   ・・・ 一体,あの音は何だったのだろう・・・??。
@ A B

昼頃からぶっ飛びに近い状態だが神の倉から やっと飛ぶことができた。
しかし,2本目を飛ぼうとした時はやや強めの南風がカブりてが強くなりテークオフできなくなった。
しかし,15:00頃状況がやや好転し,私が最初にテークオフしたが・・・,激しいUp - Down に恐怖を感じ
すぐにランディング場に向かったが,それでも風にほんろうされながら 15分間 着地できなかった。

それから20〜30分後,石井さん他数人が飛んだが 何れも同じ様な状態で皆,早々とランディングした。
その後はうっぷん晴らしに今日も,皆で立ち上げ練習をした。


02/29 Sun
このところ毎週の様に日曜日は雨の予報がでている。
今日もそうだが,しかし今日は早朝だけで,朝 9:00頃にはもう晴れていた。
こうなるとチョッと落ち着かなかったが,やっぱり神の倉行きは取り止めた。

以上04-02月分end