| ホーム | ***** 2004 ** 01/13(火)〜15(木)*******

ーーー 韓国 ”冬のソナタツアー”  ーーー
 ソール,チュンチョン(春川)



”冬のソナタツアー”  01/13 Tue〜15 Thu  韓国 ソール,チュンチョン≫
 仕事の関係で,私自身は台湾や中国などを行き来する機会が割と多い。
 しかし,奥さんは家に籠りっきり,≪飛行機は愚かしばらく新幹線
にも乗ったことがない≫と言うので正月休みの間にチョッと旅行会社覗いてみた。
  いつものことながらツアープランは沢山ある。
 しかし,値段と,好みと日程などを考えると,該当するものは案外少ない。
 でも,その中から≪フジトラベル主催【冬のソナタツアー ソール,チュンチョン(春川)】2泊3日 = 3万円≫というプランを真っ先に見つけるや否や,my奥さんはいてもたても堪らない気分になり即座に申し込みをした。

 ≪01/13(火)朝 広島空港出発〜ソールへ≫
  私は仕事の関係でソールには行ったことはあるが,しかしもう15年も以前の話だし・・・。  しかし広島ーソール間は飛行機で1時間あまりだから飛行機に乗ればアッという間に着く。 ソールは以前は金浦(キンポ)空港で賄っていたが,2001年からは 成田よりも何倍も広い仁川(インチョン)空港がオープンし,全世界127都市を結ぶアジアの拠点(ハブ)空港なりつつある。

  私がこれまでそんなに沢山の空港を見た訳ではない。 
 しかし≪勿論素人の見た感じだが≫【日本の成田や関空】は, シャルルドゴール,ヒースロー,シンガポール,上海,バンコク,台北,インチョン等,・・・空港面積は何れに比べても格段に小さい。
 仁川(インチョン)国際空港は,仁川沖の島というか海上の干潟の中に建設され,勿論24時間営業の空港。 ソール市街から車で約1時間,今は高速道路で繋がれているだけだが 1,2年後には空港まで ソール地下鉄が延長されるという。
 
ソール周辺は積雪あり 仁川国際空港
 
 ≪ソール特別市≫
  特別市というのはソールは人口1千万超の巨大都市のため,特別政令都市に指定されているということで,市街地は真ん中を美麗な大河 ≪漢江(ハンガン)≫が東西に流れることにより漢北,漢南の 南北両地区に分断されている。

 そして漢北地区は、古くからの都心で,現在でも政治,経済,文化の中心で,首都機能や 歴史的な旧跡も全て漢北地区に集中している。 
 中でも韓国流行の発祥地といわれる明洞(ミョンドン)を当りを中心に, 大規模なデパートが密集し一流ブランド商品や, ファッション商品などのショッピング街や,それに豪華ホテル群,銀行,市庁舎などが軒を連ね,人口は過密状態になっている。
  かつて李氏朝鮮時代の権威の府 ≪景福宮(キョンボクン)≫,その前門≪光化門(カンファムン)≫,王朝の離宮として建造された≪昌徳宮(チャンドクン)≫,王妃の寝室の後庭の≪秘苑(ピウォン)≫,成宗王家の私邸≪徳寿宮(トクスグン)≫,・・・などの歴史的建造物も,総て現在の中心地と密着する位置にあり,現在も立派に保存されている。

 そして,これら全体への入口として ≪西大門(シーデムン)≫,≪南大門(ナンデムン)≫,≪東大門(トンデムン)≫が設けられていた。

 現在は東大門や南大門の周辺は巨大な市場になって大量のファッション用品や,日用品等が売りさばかれていることは日本でも衆知の通りである。
 ソール市の北面は北岳山(プガクサン)という山が張り出した地形になっている。
 中心街のすぐ南には独立峰の小山≪南山≫があり,ここに建つソールタワーからは眼下にソール市内を展望することができる。

・・・ 青瓦台(大統領官邸) & 北岳山・・・ ↑

ソール市庁舎 ↑ 南大門 ↑


 ≪徳寿宮(トクスグン)≫
 1470年,朝鮮王朝第9代成宗王により王家の私邸として建てられた。 その後王宮となり,王朝末期には韓日併舎などの歴史的舞台となった。 韓国最初の西洋式建物である石造殿や,水時計が有名である。
ソール市街のど真ん中に位置しているため,現在この一角には高層ビルがそびえて建つのは何とも・・・やむを得ないことなのだろう。

☆ ☆ ☆   徳寿宮(ツクスグン)     ↑  ☆ ☆ ☆

  ≪ソール漢南地区≫
  漢南地区は,以前,私が訪れた時は,ソールオリンピック後で,オリンピック道路や,オリンピックスタジアム,63ビル,・・・等々に続いて高層マンション群が建ち始めた頃で,農地や空地が沢山あった。 漢江に架かる橋も数本しかなかった様に思う。
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 それが・・,今は漢江には20数本の橋が架けられ,壮大なマンション群の他,ホテルやオフィスビル等の 高層ビル群や,遊技施設等々・・・,種々の新しい施設が林立し副都心として急速な発展を遂げている。.
 それと漢江に架かる橋は一本々々のデザインが全部異なり,夜になると全ての橋はそれぞれ色鮮かな イルミネーションで飾られ,ソール漢江の夜景は一躍アジアの名勝になっている。

ロッテワールドホテル↑ オリンピック公園 ↑ バスの中 ↑
ロッテワールド(テーマパーク) ↑ 公園のクリスマス飾り ↑
・・・ 漢 江 (ハンガン) に架かる橋 ・・・   ↑


  ≪オプショナル ツアー
Walker-hill ドリンクショー   at セラトンホテル

  ”冬のソナタツアー”
  春川
などはこんなきっかけがなければ,一般の人がわざわざ訪れる様な所でもない。
 ソールから東約 90km,中部内陸の山麓というか高原というか・・・湖の美しい農村の町,北朝鮮国境」 にも近く米軍基地もある町こんな所だと思う。
 しかし,今は昨年BSでTV放映された話題の韓国ドラマ【冬のソナタ】の舞台で,一躍有名になった。

  ドラマは韓国でも日本でももの凄い反響で,春川やその約30km西にある南怡島(ナミソム)には連日バスを連ねて大勢のファンや観光客が押し寄せている。
 南怡島は美しい湖の中に浮かぶ長径 1kmぐらいの半月状の島。 島には対岸から連絡船がひっきりなし発着している。
 島内に植え込まれた樹齢何百年の松並木と,更に大木であるメタセコイア並木が郷愁を誘う。

  しかも冬の韓国(北部)は昼間の最高気温(平均)が氷点下という寒さだが,丁度私達一行が到着する前日に積雪があり,今日は一面の銀世界が一層ドラマの雰囲気に近づけた様だ。

  
  ツアーグループ(同行30数名)の大半は,ドラマに映し出された美しい風景やストーリーの情景等を熟知しており,ロケ地点に訪れる度,記念写真をパチパチ撮ったり・・・。

 それにバスの中は,ガイド嬢もドラマの熱烈ファンだから・・・,皆一緒になって,ドラマや韓国の人気俳優たちのエピソード話や,その他色々な話題がひっきりなしに弾み,≪私などドラマを見ていない人には≫何か異様な雰囲気が盛り上がっていた。
 
春 川(チュンチョン) ・ 南 怡 島(ナミソム)  ↑

   ≪ 韓 食 ≫
  ビビンパ,キムチ,カルビ・・・等,日本でも馴染みのものは多い。 しかし,日本ではチョッと見たことのない食材も多い。 しかし,馴染みのものでも,日本の食品と現地の食品はやっぱり味が違う様に感じる。

 私の様な舌の鈍い者には違っても,違わなくても両方とも美味しいので大した問題ではないが・・・,
 しかし本場の味はやっぱり珍しくて新鮮な感じがする。 でも,敏感な人なら日本式でなければならない人も,韓国通にかぶれる人も両方いるだろう。
ビビンパ 韓定食
1テーブル4人分(29品)
タッカルビ