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01/09 Mon(成人の日) ≪高照寺フライト・・・≫
今日は『晴れ』予報だが,神の倉に上がる道に凍結があるので・・・,ことパラに関しては
機転ナンバーワンの≪河原提案≫がすんなりまとまり,高照寺に行くことにした。
向井さん,河原さん,上妻さんと私は 9:30稲垣邸に集合し(計5人)一緒に出かけた。
それに山本夫妻と石田さんは別々に高照寺に向かい現地で合流,神の倉勢は総勢8人。
私は『高照寺』は初めてだが・・・,狭いくねくね道を上がると
TOには地元メンバーと私たちが加わりかなり大勢のフライヤーが集結している。
標高 600m(LDとの標高差480m)で,ここからの風景は神の倉よりも一回り広い。
それに絶好のフライト風が正面から入って何とも心地よい・・・。
ただちょっと窮屈なのは,@TOのすぐ目の前にボルタック(航空灯台)なる施設がありその直上は飛行禁止のことと,Aここは岩国米軍基地飛行場への進入路とあって,エリア中心部の飛行高度は標高
1,000m以下に限られること・・・。
そんな中,最初初級者がボツボツ飛んでいたが,12:00頃からは大勢が本格的にテークオフし,空は一気に花が咲いた様になった。 勿論この中には私を含め神の倉勢全員も含まれている。
私はテークオフと同時にトップアウトし,ボルタック周辺で+200mぐらいゲイン(max.+300m)で,約1時間以後その辺の尾根を行ったり来たりしながら飛んだ。
この間,無線では稲垣さん,石田さん,河原さん,山本さんの果敢にクロカン挑戦して,でも中々苦戦の様子だ・・・。 私はクロカンライセンスがない,サングラスも忘れ・・・,1時間飛ぶと
ちょっと寒いので一旦ランディングしたが,意外にも河原さんと石田さんという
クロカン選手が私より前に下りていた。
2本目は
皆で再度TOに上がり 14:40 テークオフした。 サーマルは上がって来るが,南西風がちょっと強く,時々後に流されそうになるが,その辺の尾根を行ったり来たり・・・。 ただ標高1,000mを超えてはならないので,安全を見て
900mを超えない様エリア内を移動していた。
そして小1時間ぐらい飛んだ頃,何と・・・,何と
12:00頃テークオフした稲垣さんがまだ・・・,本当にまだ飛び続けていた。
これに強く刺激され,私も長時間フライト狙いに心が駆り立てられ,改めて標高
900m の上空から周辺の景色を眺めるきっかけを得た。
柳井半島の山々と,その合間に田園風景が眼下に広がり,周辺に岩国市街,大島,大畠,光市,徳山市(多分)辺り・・・,そして外縁に瀬戸内海がくっきり開けている。
更に飛んでいるうち陽が傾き,雲の隙間から幾筋もの明瞭な光線が漏れ広がり,前面の海が赤銀色に輝き・・・,そんな景色をじっくり眺めながら,私は高照寺エリアは初めてでもあり,余分にパラ冥利を味わうことができた。
しかし16:30を過ぎ,陽が更に低くなると些か飛行グライダーの数が減り,寒さと共に,帰途の時間も気になり・・・,名残りを残しながら
結局 17:00 (2時間20分フライト)ランディングした。
後で上空で出会った彼の偉大なフライヤー氏に聞くと
『この寒い中で 4時間以上も飛んだ』と言うから流石だ !! 。 私は,ただカメラの電池が切れ,写真が少ししか撮れなかったのはちょっと残念だったが,先ずはハッピー 。
帰途,稲垣邸に着いたら すぐ解散して帰る積もりだったが,外の寒さと
美人奥さんに誘われると つい魅了され全員 家の中に引き込まれてしまった。 そこで
何と・・・滅多に口にできない美味しい料理まで振る舞われ,また来月には帰国してしまうという留学生(パッちゃん)とも話が弾み,延々とまた迷惑を掛けてしまった。
06/01 高照寺フライト拡大写真
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