| ホーム | ******* 2005 ** 04/11(月) 〜 15(金)*********
  カナディアン ロッキー Canadian Rockies

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  04/13 Wed(第3日目)

   ≪バンフ国立公園,ヨーホー国立公園観光≫


  ≪カナディアン・ロッキーの景色・・・≫
 昨日ローッキーのメインストリートを突っ走ったので大体のアウトラインは見えてきた。
つまり,もの凄く巨大で,もの凄く険ししい岩山の果てしない連なりと,氷河と,氷河地形のU字谷,湖,河川,滝,・・・,それと針葉樹林帯,高山植物,・・・,野生動物群,・・・,の組み合わせだ。 どこまで行っても,どこまで走ってもそれ以外のものは
何も見えない。

 だから,もう・・・ある人には何を見ても総て同じ景色に見えてしまうらしい。 この頃になるとロッキーにも慣れ,時差ボケもピークに達し,折角きれいな湖にきても殆ど反応を示さない人も
増えてきた。

しかし,貧乏性が滲みついた 私と奥さんだけはこんな凄い !! 素晴らしい !! 景色の中で眠れる筈がない。
益々興奮してくる・・・。 私の眼には・・・,それぞれのスポット毎、山の形も連なりも・・・,湖の形も,大きさも,色も・・・,色んな組み合わせで生まれる,色んな変化がとてつもなく面白い。
 ただ・・・,次から次,あまりにも沢山の美景の展開に,私の頭がついて行けない。 
つまり,折角見た景色を記憶することができないのが,残念なのだ・・・
!!

 もう一つは,ここにはハイウェイ以外の人工物は何もない。 
そのハイウェイだって野生動物優先で,柵もなければガードレールもない。勿論電柱も外灯もない。 民家もない。 ドライブインだって,ガソリンスタンドだって,次まで 100km 以上も走らねばならない。 ホテルだって観光拠点の2都市(バンフ,ジャスパー)と,レイクルイーズの超豪華ホテル≪フェアモント・シャトー≫以外には全く見当たらない。
 観光客に人気の美麗湖や名勝地にも・・・,レストランも売店もない。
自動販売機だって・・・,カナディアンロッキーエリアには,恐らく1台もないのでは・・・。
それだけ自然環境が最重視されるが,公園内に1本だけ走るハイウェイ≪アイスフィールドパークウェイ≫による環境問題が一番の難問題らしい。

  所で今朝は積雪があり辺り一面が真っ白になった。
気温はー4〜5℃ぐらい,お陰で 針葉樹林がとりわけ綺麗だ !! 。 ロッキー観光で,最大の問題は,山の天気は非常に不安定で,折角日本から訪ねて来たのに雨や,霧や,・・・で何も見えないで帰る人も大分いるらしい。
その点では,私たちの場合,もう昨日この豪快な風景をたっぷり堪能したし・・・,今日はまたこんな雪景色まで見ることができたのだから,余程,運が好かった。





   ≪エメラルド・レイク ≫  レイクルイーズから トランスカナダハイウェイ1号線を西に進む。 キッキングホース峠を越えるとヨーホー国立公園。 フィールドの街を通り分岐路に入りエメラルドレイクに向かう。
 エメラルドレイクは名前の通りエメラルドグリーン色の美しい静かな湖だそうだが,今は凍結していてその色は見えない。
しかし付近は森林に包まれ・・・,ロッキーでは稀だが別荘もあって,大変落ち着いた雰囲気になっている。

         氷が溶けれたらこんな風景に




   ≪ナチュラルブリッジ ≫
氷河の溶け水=キッキングホース川の激流が長年 川床を削ってできた。
(『橋』」の中央は切れているが)自然のアーチ橋だ
!! 。 
跳んでも渡れそうだが,底には≪冷たい・透き通った・コバルトブルーの氷河の溶け水≫が洗濯機の中の様に渦巻いていて,もし落ちた人が二度と浮き上がるのは難しいそうだ
!!






   ≪フィールドの街 ≫    ↑
 ナチュラルブリッジの上流,キッキングホース川沿いの街。 大陸横断鉄道開通で,広大な地域の結びつきが強まることで1867年カナダ連邦国家は誕生した。
 しかし,開通時ロッキーを横切る勾配が急で,食堂車の連結ができないため,旅客が宿泊するために設けられた駅及び街だ。
その後(1900年頃)にはループトンネルが完成し勾配は緩和した。
しかし,それでもロッキーの自然の過酷さには勝てず,この路線には,現在でも旅客列車は走っていない。

            ***** 


 カナダ最大規模,世界でも有数の≪レイクルイーズ スキー場≫は、この山の頂上辺りにある。



   ≪ランドル山 ≫     ≪ツージャック湖 ≫ 



   ≪ボー滝 ≫
マリリン・モンロー主演の映画「帰らざる河」で有名。モンローとロバートミッチヤムが乗るイカダが,転倒して流されるシーンに登場した という話だった。



   ≪バンフ公園博物館 管理事務所の構内 in National park office canbas
ここから真っ正面にノーケイ山 Mount Norquay を見る眺めは,バンの紹介パンフレットなどにしばしば使われている。



   ≪サプライズコーナー Suprise Cornaer
バンフの象徴的建物であるバンフ・スプリングス・ホテルが,最も美しく見渡せるスポットとして人気を集めている。   ここからは見るホテルは森の古城のような風格が漂っている。
右(写真)のコーナーを回ると,突然この景色が現れることからサプライズコーナーの名がついた。

   ≪フードゥーズ Hoodoos
サプライズコーナーから少し入った展望ポイントでは,ボウ川のほとりに奇妙な形をした石の塔が並んでいる。 これは石灰岩が風雪による侵食を受ける際,そこに生えている樹木に保護されるた部分がこの様な奇妙な形に残ったものだが,この奇妙な形に,かつて先住民たちは恐れを抱いていた。



  04/14 Thu, 15 Fri (第3,4日目)

   ≪ 帰 路 ≫


  もともと5日間,現地には正味2日間の旅行だが,時差もあるので・・・昼間が随分長く,その分だけ随分沢山のスポットを廻ることができた。
それに・・・,何よりも最高の好天気に恵まれたのが最高のラッキーだった。
だが・・・,これは今回に限らずいつものことだが,旅行最終日には,胸の中は何とも言えない寂しい気持ちが持ち上げてくる。に襲われる。 こんなのは私たちだけなのだろうか・・・

でも,ともかく今日は来た道を折り返して帰る。 
ただ日付変更線を通るので,帰路は自動的に2日間かかるのは,理屈では分かっていても,何か1日分損をした様な,奇異な感じがする。

       4/14 早朝;バンフ発 → 午前;カルガリ発 → 午後;バンクーバー発,→
      → 4/15 夕方;関空着 → 夜 22:30 我が家着
早朝のカルガリーへ  カルガリー空港

カルガリー離陸 !! ,積雪の街

バンクーバー空港

バンクーバー離陸 !!
アラスカs大陸 ?? ,凍りの海  関西空港 到着

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