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【総括項目 Item in Dec. 】 12/04 Sat ≪鞆の浦 ドライブ散歩≫ 12/11 Sat ≪今日の神の倉≫ 12/12 Sun≪しまなみ海道,道後周辺≫ 12/13 Mon 〜 17 Fri ≪HP Topページの模様替え・【BBS】開始≫ 12/23 Thu(天皇誕生日) ≪神の倉 ”空からサンタがやって来る”≫ 12/25 Sat , 26 Sun ≪今週の神の倉≫ 12/30 Thu ≪王子ガ岳フライト≫ |
12/04 Sat ≪鞆の浦 ドライブ散歩≫ 久しぶり雨天。 久しぶり・・・ちょっとドライブがてら鞆をめざした。 しかし,行っても雨天では街歩きもできないし,ただ行くだけでは・・・奥さんは もっと天気の好い時に 行きたいのが本音だが・・・,(雨天でも)行かないよりは気分転換になると言った程度。 天気が好ければ,(私が)毎回々々神の倉に引き込まれるのはあまり好い気分ではない様だが, 神の倉に行けば親友(悪友とは思っていない)も大勢いるし・・・。 しかし,私にはこうして降りしきる降雨を掻き分けながら車を疾走させることに加え, 雨雲に煙る山々や 島々・・・,雨滴に静まりかえった瀬戸内海のさざ波・・・, 次の出番に備え ひっそりと静かに身を休めている港の船だまり等々・・・, 折から雨音を聞きながら・・・,そんな景色に風情を感じながら走行を楽しむタイプなのである。 |
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鞆に着いても我が家の経済力では,”鯛料理とか鯛飯とか・・・”高級なものは残念ながら縁はない。 こうしたドライブがてら,何度も来ているので目新しい印象がある訳でもない ただ,あのゴチャゴチャした狭い街並みを素通りし,ごくありふれた昼食兼夕食で腹ごしらえし帰途につく。 帰りの尾道水道。 駅前から尾道港周辺はすっかり整備され ”ようこそ尾道へ 世界遺産に向けて” と世界に発信している。 対岸の向島の造船所のクレーンが五色にライトアップされ,その間の尾道水道をひっきりなく行き交う フェリーや,小中型の船舶の描く光線図形が,止むことのない小雨に拡散され,一層華麗な光彩を放っていた。 |
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12/05 Sun 今日は晴れの予定だったがちょっと風が強い。 でも時々弱くなると 『もう治まった・・・』と自分に言い聴かせながら,どうしても神の倉に向かおうとする。 しかし,出かけようとすると,また強風になる。 こんなことを繰り返しながら・・・, こんな時は≪(多分神の倉にいる筈の)あの I-垣さんに電話すれば一目瞭然・・・≫という明案を 思いつき,早速電話した。 所が・・・意外にも,彼の人は(『強風』なので)悠々と諦め,自宅にいた。 そして,結果は意外にも 『彼の人よりも (私の方が)もっと高度な≪パラ中毒度≫・・・』 という印象に なってしまった。 |
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12/11 SAT ≪今日の神の倉≫ |
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いつものパターンで10:00過ぎ 神の倉に到着。 今日は神の倉TOから広大生主催の学生大会が開かれていた。 私たちは車 3台に分乗して荒谷山TOへ上がった。 天気快晴,北東風 2〜3mくらい。 でもサーマル気配はまだ 感じられない・・・。 しかし,しばらく待ちくたびれた面持ちで,結局河原さん, 中村さんがテイクオフし,正面で少し粘っていた。 これを見ると・・・,当然(と言っていいのか?)稲垣さんも テークオフしたが,ほどなく 3人共沈んでしまった。 |
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東風なので,神の倉の学生大会の方も気になったが,後で聞いた話では無事催行できたそうだ。 その後,荒谷山のコンディションは少しづつ好くなり,石井さんがトップアウトしたがやがて沈んだ。 藁科さんは北尾根から数百mも上がり今日一人勝ち。 多分 1時間半ぐらいは飛びつづけた。 それ以降,再度TOに上がってきた河原さん,児島さん,稲垣さん,石井さん・・・がテークオフ。 苦しみながらだが,結局は高く上げていった。 こんな中,私もテイクオフを試みたが,キャノピーが傾いて中々上手く立ち上がらず・・・。 これを見かねた山本さんから,正しい立ち上げの基本指導を受けるハメになった。 しかし,これまでの我流を 即座に変えると 中々バランスがとれず・・・,気が焦れば焦るほど 益々・・・ぎこちなくなり,後続の人に多大な迷惑をかけてしまった。 最近,グランドハンドリングやテークオフも,(自分では)少しは安定してきた積りでいたのだが・・・, まだまだ感に・・・ちょっと『がっくり』した。 やっとテークオフ後も,今一つ精彩なく,ぶっ飛び同然の形で沈んでしまった。 その後テークオフした人は,山本さんは上がって行ったが,もう陽がかげってしまい,それ以外は 全員皆ぶっ飛びに終わった。 |
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今日最後は荒谷TOからメインランへ ぶっ飛んだが, その後も,夕陽を背景にして 続々と飛んで来るグライダーが 印象的だった。 今日の状況は稲垣さんのHPで見ると・・・,彼の人たちは +750mも上がり,1時間以上も悠々と飛んでいたとのこと。 何とも羨ましい・・・というよりも私の≪未熟さに嫌気がさす≫ が実感 ・・・。 でも,こうしてほぼ毎週,≪元気でパラグライダーを楽しめることが, 何よりも幸福だ・・・≫と(自分を)慰めながら帰途についた。 |
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夕陽を背景にして 続々と飛んで来るグライダー | 待ちに待った新しいハーネス 奥さんにも円満に了承され 超ご満悦顔の S-えさん・・ |
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12/12 Sun≪しまなみ海道,道後周辺≫ 現在勤めている旅行会社での歓迎会。 会社の総勢6人だが,その中で私を含む3人が新人。 それには色々事情がない訳ではない・・・。 でも,これまで長い間細々と生き伸びてきた会社だが・・・ この辺で変えて行こうというのが 社長の意図と理解するのが妥当だろう。 ともかくそんな訳で朝 7:00 呉出発。 最初は晴れていたが山陽道 → しまなみ海道と進むにつれ 次第に曇ってきた。 眼下に来島海峡を見下ろす亀老山公園(大島)。 晴れていれば,ここから見る瀬戸内海の景観は他のどこよりも美しいそうだが,あいにく今日は 少し雲に霞んだ景色をもとに・・・,くっきり晴れた素晴らしい景色を 頭の中で合成した。 来島海峡大橋。 これは車で走っている時よりも,一旦下車して(橋の下)海岸から見る方が遙かに大きくて迫力がある。 そこにでは取れたてのアワビの壺焼きの香りや,目の前で料理してくれる魚や海産物が一層食欲を そそる。 旅行会社の社員旅行とあって・・・,そこの旅館”千年松”で一服後,今治から鈍川温泉を経て, 見奈良温泉”利楽”でしばらくの時間,昼食とのんびり入浴を楽しんだ。 更に道後温泉は”葛城”,”はなゆづき”,”宝荘”などのホテルにも・・・一言挨拶がてら, 様子伺いをして,堀江 から阿賀(フェリー)に帰った。 私など,これまで旅行は誰よりも沢山してきた積もりだが,いずれも大忙しの走り回り旅行派だ。 ホテルの高価なご馳走や,のんびり温泉に浸かることなど・・・,そんなに縁も興味もなかった。 本当に久しぶりの温泉旅行・・・。 偶には≪のんびり,ゆったり美味しいものを食べ豪華な気分にしたる≫のは, それは一般の人には応えられない,素晴らしい気分だと思う。 しかし,私の様な貧乏症の者は,何か・・・昼の日中に露天風呂に入っても,何か罪悪感の様な・・・ 正直言ってあまりのんびりした気分になれない・・・。 のんびりくつろぐより,もっと未知な所を沢山動き廻る方が気分転換になる・・・。 高価な美味しい料理も何かもったいない気が先立って・・・。 残念だが・・・やっぱり貧乏性は 一生変わらない・・・。 |
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12/13 Mon 〜 17 Fri ≪HP Topページの模様替え・【BBS】開始≫ あるページを見ながら,別のページにも素早く移行するため,にサイドフレームを付けた。 どのページからでも,サイドフレームの≪topic≫をクリックすれば 好きな所へ移行できる様になったので,(管理人としては) せいぜい利用して戴きたいところ・・・ですが, でも肝心なHP本文 書き入れが遅れ々々で,今は・・・, 毎日このページを開いて呉れる人数は,ひところの1/3ぐらいに 減っっている現状です。 でも,少し余裕ができれば,また,旅行,パラグライダー,その他 少し変わったことも開始して,興味をひく様なことを復活させたいと 思っていますので,引き続き宜しく・・・。 それと【BBS】も併せて開始してみました。 サイドフレームの≪BBS(掲示板)≫をクリックして下さい。 まだ誰にも伝えておらず,今日ここで書くのが始めての連絡です。 一応自分なりのテストを終え,今日からがスタートの積もりです。 できるだけ多くの皆さんに自由に利用して戴きたいと思いますので,どんなことでも書き込んで見て下さい。 宜しく・・・です。 |
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12/18 SAT , 19 SUN ≪今週の神の倉≫ 12/18 Sat ≪オイスターパーティー≫ 今日,午前中は仕事の関係で神の倉に行くことができなかったが, 18:00から恒例の”オイスターパーティー”が開かれるので,夕方16:00頃(神の倉に)到着した。 今日のコンデイションは,ほぼ1日中曇りとあって,流石トップアウトする人はいなかった様だが・・・, 寒いせいもあって,大勢の人は 飛ぶことを止め,LDの東屋当たりにたむろして,これから開かれる ”オイスターパーティー”を楽しみに待っていた。 ”リンダル”ではスタッフをそれぞれに一生懸命準備をし,我々一般者は適当な時間に到着する。 そこには,フライトには滅多に来ないのにパーティーだけ顔をだす人もいる。 それにしても総員100数十名の神の倉メンバーなのに,今日は90人も集まって来た。 料理は例によってカキ焼きを中心に,焼き豚,お好み焼き,焼き肉,おにぎり,・・・等々。 毎回変わり映えはしないが,毎回空腹なのと,元気な人ばかりなので,ワイワイはしゃぎながら, 皆,美味しそうに腹一杯食べる姿が見るからに頼もしい。 私も適当に話ながら・・・,ただ,車で帰らねばならない関係上,ビールが飲めないのが残念だが, お腹が少し苦しくなるぐらい食べてしまった。 最後は例によってラッキー抽選で賑わった。 沢山の人に色々な景品を手にした。 私は,残念ながら何も当たらなかったが・・・,しかし当たった人から沢山のお裾分けを貰った。 神の倉でのフライトは勿論楽しい。 だけどこうして,大勢の神の倉仲間が集い和して行動するのも それ以上楽しい。 |
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12/19 Sun 朝から本曇り,昼頃からは時々小雨がパラつく・・・といった天気。 家の中でも結構雑用が溜まっているが,ちょっと息抜きにコーヒーブレークに出かけた程度。 |
12/20 Mon 〜 24 Fri ≪クリスマスカード≫ Merry Christmas and A Happy New Year !! 台湾のFriendsに送った現物(一部)を転載。 |
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12/23 Thu(天皇誕生日) ≪神の倉 ”サンタが空からやって来る”≫ 毎年恒例の神の倉行事。 朝10:00過ぎ; 暖冬とはいえ今年一番の冷え込み。 雨もパラつきそう。 風もちょっと強い。 しかも東風混じりの(神の倉TOには)フォロー風・・・。 我々スタッフに心配が走る。 これをよそ目に,小さい子供たちや,家族連れで観客が三々五々集まり始めた。 みんな見るからに,≪今日のイベントを楽しみにしている様子≫がスタッフに伝わってくる。 時間を追う毎に,徐々にではあるが観客は増え始め,広大生が駐車場案内に追われている。 勿論事故があってはならないし,大勢を迎える準備だけで大変なのだが・・・, ≪この寒さ !? ・・・それでも大勢来て貰いたい≫,≪最低限,フライト可能な風に変わって欲しい≫。 総責任者である竹井長官は,心配のあまりTOと何度も連絡をとりあっていた。 11:00 サンタフライト予定時刻間際。 そんな思いが通じたのか,観客も一気に,ドッと集まってきた。 最初はユッピーやお相撲さんと遊んでいた子供たちは・・・,遂に 【二人の縫いぐるみ同志の 相撲対決】を強要しかけ・・・会場全体の雰囲気はド〜ッと盛り上がった。 同時にコンデイションも小康状態になり・・・,そこへ第1号の藁科ローズが飛んできた。 服装と髭で,平生でもそうだが,それよりもっとハンサムなサンタクロースがお菓子を持って, 降りてきたのだから・・・一気に子供たちにとり囲まれたことは言うまでもない。 |
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勿論,その後も 続々と,ハング・パラ合わせて10数機が飛んできた。 どのサンタクローズも,平生素顔からは想像のつかないぐらい 好く似合い,勢揃いすると見るからに壮観,小さい子供たちは, サンタの服装を脱いだ時の顔を知らないで ・・・,みんな楽しそうに 写真モデルになっていた。m(・!・)m ただ,風が複雑だったため,パラシュートを付けて投下したお菓子の 大半が,会場外に流されてしまうのはちょっと残念だったが, 去年以上の観客が集まり,用意していた700個のお菓子も完全に 配り終え・・・,事故もなく,集まった人全員楽しい時間を過ごせたのは 盛会だった。 スタッフ皆さんご苦労様。 約1時間後,総ての予定が丁度終わる頃合を待って,荒谷方面から 小雨が,観衆のための虹色の退場ゲートを用意して呉れていた。 |
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ひとまず腹ごしらえの後,1時間周期で≪曇ったり,晴れたり,時雨たり・・・≫の天気が続き, 殆どの人は帰ったが,本当にパラ中毒のおじさんたち数人は,その合間を狙って神の倉TOに上がった。 雨雲の通り過ぎるのを待って直ぐテークオフし,また雲が増える前にランディングする計算だが, しかし,広大生と時安さんがぶっ飛んだ後,中村さんがトップアウト,続いて稲垣さんもトップアウト, 続いて私も少しだけトップアウトしたが,その後 高石さんはぶっ飛び,先にトップアウトした3人も全員 あっけなく降って下りた。 その後もう一度上がったが今度は全員ぶっ飛びに終わった。 それと,神の倉TOでは,年格好外見は 40才台ぐらいに見える,ピンク色の綺麗なスーツの 麗婦人と,若くて見るからに理知的で闊達そうな二人の女性に声をかけられた。 何か見覚えはある様だが,麗婦人はすごい流暢なスペイン語を,楽しそうにペラペラ話しており・・・, それが稲垣奥さんと気づくまでに,しばらくの時間がかかった。 何と言っても,英語に続いてあっという間に,もう1カ国語をマスターしたのだから・・・・!! 敬服。 もう一人の女性は,仮に『日本人だ』 と言っても,決して疑われない程上手な日本語を話すので, 『メキシコから来ている広大留学生のマルタさんです』と紹介されても,しばらくピンとこなかった。 私もスペイン語で二言・三言 挨拶を試みたが,彼女の方が 私が喋るより先回りして単語を補ってくれる。 意志は通じてはいる様だが・・・,(私のスペイン語は)とても会話として成り立つ状態ではなかった。 彼女はその後,竹井さんとタンデムフライトを楽しんだ。 |
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12/25 SAT , 26 SUN ≪今週の神の倉≫ 12/25 Sat ≪・・・!?・・・≫ 曇り,午後からは雨の予報,現実に今にも降りそうな天気だったので神の倉行きは中止した。 しかし自宅にいると,14:00過ぎから急に晴れ間が覗き・・・, そうなると急に,神の倉が心配になって電話をしてみた。 そうしたら,やっぱり・・・,やっぱりいた!?!。 つまり電話の向こう・・・稲垣さんの話では・・・今日も, 『神の倉には山本さん,河原さん、高石さん、木原さん(計5人)は早々と来て,晴れ間のでるのを 待っている。 そして,午前中は陸路からクロカンコースの下見や,超豪華な昼食会を催し・・・,今,漸く晴れてきたので, 当然フライトを開始する・・・』 ということだった。 木原さんは今日が神の倉TOからの初フライトが成立したそうだ,まずはおめでとうございます !!。 その他の人も・・・,やっぱり上手くなるためには,≪このぐらい熱心さが必要≫だと思う。 12/26 Sun ≪・・・!?・・・≫ 今日こそは飛べると思って,10;30頃神の倉に到着した。 だが・・・,意外にも(?)昨日初フライト成功で燃えている木原さん(1人)しかいなかった。 でも,曇りがちで陽は時々しか射さないし,風は強いし・・・, それなのに≪勇んできた私の方が異常なのかも知れない・・・≫と,ちょっと弱気になっていたら, やっぱり来た。 山本さん夫妻,稲垣さん,河原さん,石田さん,高石さん・・・超常連メンバーが 大挙来場したので,改めて心強くなった。
上げていた時,TO上空で片翼がばっさり潰された。 私としてはそんなに慌てる状態ではない積もりだったが,その時 TOからの無線の指示の状況では ちょっと激しかったようだ。 その後鉄塔上空に行き,+600mぐらいに上げた頃,殆ど前に進まなくなった, 私より上空には,山の尾根線より後方で皆どんどん上がっているのを見ると,少し攻めたい気もあるが しかし,裏山に流されるのは怖い〜 !!。 その時山本さんも私の近くに飛んで来たが,私よりこれ程 機体も腕も違うので参考にはならない。 こんな荒れ模様の中だし,先ほどばっさり潰されたこともあり,私は 前に出て山から離れることに 専念した。 後で聞いた話では稲垣さんは裏山友の会メンバーになってしまったらしいが,その他の人は その後も +1,000m ぐらいの高度をず〜っと飛び続けて,正常にランディングしているから,所によって 強風の流れがあったのかも知れない。 前に出て高度が下がると益々上がったり下がったりが激しくなり,気も弱くなってランディングへの コースを選んだ。 小田さんも,山本さんも『今日は飛ぶ気がしない』 と言い,宇野さんも(4人が)ほぼ同時刻に ランディングした。(私のフライト時間 ;45分) 後で河原さんのログにはやっぱり,≪小田さんのイクシオンとか山本さんのオメガ6がへにゃへにゃ 形を変えたし,サーマルから外れると外翼がバーンて潰れていた≫と書かれている。 しかし一旦帰った石田さんも戻って来て当然飛びまくり,阿部さん,増山さん,石井さん,河原さん, 他はその後もず〜っと飛びつづけていた。 この人たちにの空域は≪そんなに荒れていなかったのか?≫,それとも≪穏やかな空域を見つける 能力が高いのか?≫,それとも≪・・・?≫,何れにしても≪要は腕の違い≫という方が正解と思う !! 。 特に,石井さんは雲に入るまで上げきり『寒い々々・・・』と言って下りて来た。 夕方木原さんが,2回目のフライトをする。 私は車回収目的で同乗してTOに上がったが,運転手が過剰になったので,もう一度ぶっ飛んだ。 |
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風待ち・・・風景 !! | 昼間十分飛びまくった人に 今日の夕陽は格別美しい !! |
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12/30 Thu ≪王子ガ岳フライト≫ ここ2,3日 ぐずついた天気が一転して,今日は朝から快晴。 ・・・神の倉には当然フライヤーが集まらない筈がない・・・。 でも・・・,うちの奥さんは≪まさか・・!? (この年末の忙しい最中に神の倉に行くとは)夢にも考えて いない様子で≫せっせと大掃除しているので,ちょっと言いだし難かった。 そこへ,河原さんから≪タイミングを合わせたかの様に≫『10:30 神の倉集合』というメールが入り, 奥さんは一瞬,あっけにとられ思考力を失った様な形で,あっけなく(神の倉行きを)認めてしまった。 しかし,晴れていた空が神の倉に近づくにつれ,次第に曇り,雨もパラつきそうになった。 無理にでて来たことがちょっと後悔されるが,しかし今更引き返す訳にもいかず・・・。 再度河原さんに連絡したら,神の倉には案の定・・・,飛ばずに居られない人たちが,もう大勢集まって いて,全員 『王子ガ岳に遠征する』ということだった。 これを受け,私も【志和 IC】に方向転換し,そこで向井号に合流して王子ガ岳に向かった。 14:00 過ぎ現地到着。 メンバーは地森号(地森さん,川口さん,西沢さん,メンデルさん)と,向井号(向井さん,稲垣さん, 河原さん,私)で合計8人。 ここで西沢さんは 8/22 サブランにランディング時,両足のかかとと右膝骨折・・・事故以来まだ 金属が埋められたままで,仕事で限定的な作業しかできないそうだが・・・, でもパラグライダーは『今日から飛べる』と(本人は)言っていたが・・・, やっぱりパラはそんなに魅力のあることが問題なのか,勧誘する悪友が問題なのか・・・, ちょっと問題含みな気がしないでもない。 ここ(TO)は,標高200mぐらいの王子岳の頂上で,@瀬戸大橋の全景,A対岸の坂出・高松当たり, B宇野港付近,C山手側には岡山・庭瀬当たりが,ほぼ等距離に見渡せる ”風光明媚”な≪王子岳 頂上公園≫のど真ん中にあり,自動的に駐車場も,トイレも,レストランも,大勢のギャラリーもすべて 立派な施設が完備していて気持ちが好い。 |
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早速,LDなどの下見をし,フライト準備に掛かったが,それに合わせた様に,頭上には一過性の どす黒い雨雲が覆い,強風も吹いて一時的にフライトできなくなった。 フライヤーは神の倉(8人),地元及びその他エリア(10数人)はやむなく約30分間待機。 14:50 雨雲が退き,風も治まったのでフライト再開。 ここでも稲垣さん,河原さんがリーディングフライヤーとなってテークオフし,その後神の倉以外の数人に 続いて,私もテークオフした。 海風 5m/secぐらいのリッジ条件は非常に安定していてグライダーは殆ど揺れない。 山に近づけば確実に上がる。 ただ上っても海抜350〜400m止まり。 海の方に出れば徐々に下がる。 だから安心して飛び続けることができる。 飛びながら眺める瀬戸内の島々,瀬戸大橋やそこまで延びる海岸線,海面を這う様に走る風の軌跡・・・, おもちゃランド(遊園地)の観覧車,岡山側の山々や溜池,それらを縫う様に走る道路,・・・ それに何と言っても≪冬の斜陽を瀬戸のさざ波に反射される光景≫が素晴らしい。 総ての島々は鈍い金色の光に呑み込まれ,黒いシルエットに変身する。 約1時間,そんな景色を楽しみながら・・・じかし, ランディング後 誰かに回収して貰わねばならないことや,飛ばずに待ってくれている皆さんもいるし・・・, これから広島まで帰らねばならないことなどを無線で連絡し,16:00渋谷海岸の砂浜にランディングした。 しかし,神の倉(8人)の中,フライトできたのは稲垣さん,河原さんと私(3人)だけだったそう。 TOは見かけ上,正面風の様に見えたが,何か微妙な変化があって,・・・わざわざここまで遠征して 来たにも拘わらず・・・,遂にテークオフできなかったそうだ。 ランディング後,そんな話を聞くと,何か申し訳ない気持ちが込み上げてきた。 |
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2004年 12月分 end |