【総括項目 Item in May 】
05/01 Sat,02 Sun,05 Wed,08 Sat≪今週の神の倉・・・ ≫
05/07 Fri ≪国鉄宇品線 宇品駅ホーム≫
05/11 Tue ≪神の倉 火曜日友の会≫
05/13 Thu ≪大阪≫
05/14 Fri ≪ポピー園≫
05/15 Sat ≪神の倉≫
05/18 Tue ≪韓国映画 ”オアシス”≫
05/22 Sat ,23 Sun ≪今週の神の倉・・・We have had very happy Flight≫
05/29 Sat ≪雨の ”江の川” ドライブ≫


05/01 SAT 〜 05/09 SUN
 
  05/01 Sat 〜 05/08 Sat ≪Golden week 今週の神の倉・・・ ≫
05/01 Sat
このところず〜っと快晴続き,でも明日から崩れるという。
12:00 荒谷山 TO; 風は 北東 3〜5m。
既に,何機かはかなり高空にいるが,TO周辺で渋りながらランディングに向かう機体も多く,
しばらくテイクオフする決断が鈍る・・・。 
しかし,上がっている機体を見ていると私も辛抱堪らなくなり,12:40 遂にテイクオフ。
しかし,私の技量ではどうしてもサーマルに乗れず,高度 +100m止まりで 25分後には敢えなく
メインランへ,ランディングとなった。

メインランでは近藤婦人が汗ビッショリで立ち上げ練習していた。
私が≪あっけないフライトで残念
!!≫という顔をしていたら, かのご婦人は≪山から飛べるだけでも
羨ましい・・・
!! ≫と羨ましがられる結果になった。 
≪う〜ん
!! そんなものかな・・・,私も年相応に ほどほどで満足しなければならない・・・≫と考えると
心境はチョッと複雑。
所で,かのご婦人も≪山から飛びたい・・・,でも,長い間飛んでいないので不安・・・≫と言う。
以前程の度胸は少し衰えたのか?,それとも?もう少し様子を見てみないと分からない・・・?


 2本目は神の倉へ福伝さんたちと一緒に上った。 
そして彼はサッサと準備してテイクオフし,ぐいぐい上げて行った。 
そして荒谷から谷渡りしてきた機体と合わせ 10機ぐらいが,+1,000m以上で合流していた。
この中には 連休中 特に積極的に好いフライトをしている橋本嬢や中村さんたちもおり,彼らは今日も
悠々と3時間以上も飛び続けたそうだ。
しかし,私が準備ができた時は,南風のかぶりやフォローが混じり,余儀なくウエイティング。
この間にも稲垣さんや 腕に自信のある何人かはテイクオフして上げて行った。

しかし,私たちは指をくわえて上空をみながら,約30分後 風の変った
瞬間を待ちあぐねてテイクオフした。
しかし,結果はあっけない,全くあっけないぶっ飛びで全く気の晴れない
フライトになった。

欲求を晴らそうともう一度神の倉に上がった。
その頃 LDでは急に南風が強くなり,地森さんや小脇さんが無線で
盛んに注意を呼びかけていたが,アウトランディングが続出していた。

TOはそれ程 強風でもないが風向が定まらず,私はしばらく待機の後
勿論LDの風も目視確認し(積もり)てテイクオフした。
だが・・・,LDは,まだ強風下にあり,大勢がアウトランディングした余韻
も醒めない中にテイクオフし,皆からひんしゅくをかってしまった。
フライトに問題のある状態とは思わなかったが,そんな訳で
ロングフライトは慎み,約 10分でランディング。

今日一日,コンデイションは好い・・・,しかし私だけ冴えない一日だった。

↑ 最近あまり顔を見ない T嬢は
今は新しいグライダーで奮闘中



 上がる人は高々と上がる。  私は上空を 指をくわえて見るだけ・・・!!



05/02 Sun
今日は天気=雨の予報だったが,ばっちり晴れている。
最初は家にいる積りだったが≪心ここに有らず・・・≫やっぱり神の倉
に向かった。
やっぱり,私と同じ様な気持ちの人が何人か来ていたが,あいにく
強風が治まりそうにもなく,結局そのまま解散した。


05/03 Mon
今日は朝から 雨天。


05/05 Wed
今絶好調で連休中は飛びまくろうと遠来の姫路姐さんや,毎日いくら飛んでも決して飽きない特別な
人たちには申し訳ないが・・・ここ2,3日の天気崩れは,丁度よい休息になった。
11:00 今日の荒谷TOは1機,2機 散発的にテイクオフするが,中々はっきりした上昇にならず
出足が遅い。 そんな中で正午頃 最初に上げたのは,最近好調の福伝さん。
最初はやや渋っていたがTOすぐ南小山付近でサーマルを捕らえ上げて行った。

風が時々フォローに変わったりするので断続的ではあるが次々テイクオフし,その中でやっぱり
河原さん,中村さん,稲垣さんら好調組は確実に上げて行った。
私も頃合いを見てテイクオフ。  その時は一時下がって来た中村さん,児島さんと私の3人で
TO付近を飛んだが,残念ながら私だけ下がってしまいサブランに降りた。

その直後,遠来の姫路姐さんもテイクオフしたが.さすが彼女は
高々と上がった。
こうして上がった人たちは 高度+1,000m以上で 3時間以上延々と
飛び続けた。 児島さんは芦田川まで行ったそうだ。

2本目は 15:30頃 神の倉からテイクオフ。
出た途端,少し下がったが何とか頑張っているうち,雲による
吸い上げがでて猫尺状態になった。
+1,000m上がれば雲がすぐ近くに見える。 
無線では雲の中に入っている人もいる。
その時神の倉上空には,正午過ぎに荒谷からのテイクオフ組も合せ
20機数が散らばりながら一緒に浮いていた。

私はTOを中心に南北2kmぐらいの範囲を,高度+700〜1,100m で
行ったり帰ったりしながら1時間余り飛んだ。

3本目は車 回収の目的で神の倉に上ったが,運転手が余ったので,
もう1本余分にぶっ飛んだ。

☆ 神の倉公園 ☆
山頂ふじ棚=≪ふじ≫が
もうすっかり色づいている





05/07 Fri ≪国鉄宇品線 宇品駅ホーム≫
国鉄宇品線(広島ー宇品間 5.9km)は1894年 軍用鉄道として敷設された。
日露,太平洋戦争時には宇品港に何百万人の出征兵士を運んだことで有名。
戦後は1986年(昭和61年)に廃止されるまで住民の足になっていた。
私はかつては沿線の近くに住み,散歩などのコースでもあり,当時の列車や線路,沿線駅など今でも,
懐かしさが込み上げる。

今は,それらは全く跡形もなく撤去され,僅かに宇品駅のホームだけが残っていた。
しかし,これも広島南道路の建設のため(05/10)から撤去工事が始まる。
そして,名残を惜しむ人々が今,五月雨的に訪れ写真をとったり,現場演奏会なども催されていた。




05/08 Sat
週間予報では今日から雨だったが,一日遅れ今日夕方までは降らないことになった。

荒谷山 TOのコンディションは,しばらく定まらなかったが 12:00頃から安定し始めた。
風は 南 3mぐらい。
今日はフライヤー数がそんなに多くないが 数機が上げ始めたのを見て,私も12:40にテイクオフ。
薄雲が張り始めていて,コンデイションは比較的穏やかだ。
TO上空からやや北方の山頂付近でサーマルを捕え,センターリングで +500mぐらいの高度に上げ,
その辺の安定域でしばらくフライトを楽しんでいた。
その頃には10機ぐらいが適当のバラけたり,群れたりしながら飛んでいた。

しかし,そのうち南風が少し強くなってきた。 当然だが・・・,咄嗟に≪ひとまず戻らねば・・・≫と判断し,
機首をTOに向けるが中々進まない。 加えてサーマルもない。 バリオはシンク音ばかり・・・。
それでも,私は高度があったので,TO上空に+50mぐらいの高度で戻ったが・・・
Hさんは私より低い所をグイグイ沈みながら サブランに向っていた。 
(後で聞くと,サブランにギリギリ届いたが,かなり危うかったそうだ。)
私はTO上空から再度上げ直そうと山の頂上付近に行ったが,その時は 強いサーマルが
ゴツンゴツンしてちょっと荒れ模様だったので,諦めてサブランに向かった。(約1時間フライト)


2本目は神の倉。
南西の風3〜4m, TO上空 +100m以内の狭いリッジエリアに≪最多では 同時に 8機飛ぶ≫という
密集状態のため私はテイクオフを躊躇していた。
しかし,それでも竹井さんは 私にテイクオフを奨め,山本さんも
『待っていても空かないよ !! と言い・・・。
しかし,やっぱり20〜30分間,沈む機体が沈み,空域が少し空いたのを待ってテイクオフした。
しかし,テイクオフ後は やっぱり同じ様な混雑を交わしながら 45分のフライト。


↑ 神の倉 TO上空 +100m以内の狭いリッジエリアに≪最多では 同時に 8機飛ぶ≫

05/09 Sun 雨 ・・・神の倉は休み



05/10 MON 〜 05/16 SUN

05/11 Tue ≪神の倉 火曜日友の会≫
天気予報は≪昨日までのぐずついた天気は,今日からカラッと晴れて,気温も30℃近くなる≫という。
目ざとい K-原さんは早速仕事の休暇をとって,友の会メンバーを招集した。
参加者;河原さん,西沢さん,鹿島さん、芦刈さん,竹田さん夫妻,と私・・・。 
殆どは,天気予報を信じて仕事の休暇をとって来た人たちだが・・・,
所が,今日の神の倉はどんよりと曇って,15:00になっても一向に晴れない。
多い人は4回,私は2回飛んだが,芦刈さんが一時+300mぐらい上がった以外は いずれもぶっ飛びで
仕方なく解散した。  わざわざ仕事を休んで来た人は,気象庁にクレームを付けたい天気
!!
田んぼには水が張られ, ”神の倉” は全山新緑・・・


05/13 Thu ≪大阪≫
今日は一日中雨。 久しぶり新幹線で大阪へ行ってきた。
目的は新たな中国での仕事話。 
但し,話がまとまるかどうか,結論はまだしばらく折衝後になる。
                     新幹線 車窓より→


05/14 Fri ≪ポピー園≫
今はポピーが最高に美しく咲き揃っている。
今日は午後,奥さんと2人,車で出かけた。 (甲山町ポピーの丘)
*

        

05/15 Sat ≪神の倉≫
『今日から雨 』という予報だが今朝は晴れていた。 明日は確実に≪雨≫なので・・・,とにかく
神の倉に行った。 しかし,到着した時にはもう曇っていてサーマルが出る雰囲気ではなかった。
しかし,驚いたことは,私と同じ様な思いで,神の倉に来ている
人の何と多いこと・・・!!。 駐車場には車がぎっしり一杯だった。

フライトは朝方(私の到着前)何人かが ぶっ飛んだが,
その後フォロー風に変わり全員下山したそうだ。
そして,折角(飛べない日)だから・・・有志でサブランや緊急ランの
草刈りをした。

しかし,それでも飛びたいという石井さん,増山さん,大木さん,
太刀掛さん,小田さんに付き合い(私は車回収の積りで)神の倉に
上がった。

正午過ぎ, 神の倉TOは,天気 曇り,南西の風 3-4m,フライトに
問題はない。
私以外(5人)は早速,キャノピーを広げ,テイクオフ準備完了。
最初に増山号がテイクオフ。
しばらくTO上空でリッジを取っていたが・・・,誰も続いてテイクオフ
しないので≪(多分)寂しくなったのだろう≫ランディングに向かった。

次に大木号がテイクオフ。 しかし,チョッと山から離れすぎ,
リッジ帯から外れてしまい 10分ぐらいで敢えなくランディング。 
その次に,太刀掛号もテイクオフしたが,グライダーに事情が生じた
模様で これもランディングに直行した。

しかし,チョッと不可解?なのは・・・,
いつも慎しみ深い小田さんは,最初から準備完了していたのに,他の人のフライトを見て,
ステイできる状態を知りながら・・・,それでも じ〜っと最後までテイクオフしない・・・。
それと,いつも何事にも,決して希望を捨てない石井さんは,この曇り空の中でも それでも やっぱり
(晴れ間がのぞいてサーマルが出るのを)ず〜っと待ち続けながら・・・。
結局 2人とも遂に,ポツポツ雨が降り始めるまで 待って≫キャノピーを畳み,車で下山 した。

  

05/17 MON 〜 05/23 SUN

05/18 Tue ≪韓国映画 ”オアシス”≫
私自身はそんなに映画を見る訳ではない。 
しかし,奥さんは 特にTVドラマ”冬のソナタ”の影響もあって,最近は 韓国にハマり・・・,連鎖的に
中国にも・・・といった感じ。
そして今 私が失職し二人で生活していると(そんなに仲が好いという程でもない)が,一緒に行こうと
誘ってくる。
しかし,私は この年齢で≪ラブストーリー≫とは・・・,チョッと柄に合わないが,
こうして誘われると,私も韓国語や,中国語や,英語も含め,私の語学を試すチャンスでもあるし・・・。
OASIS


 2002年
監督 イ・チャンドン
主演 ソル・ギョング
    ムン・ソリ
   【オアシス】  ーーパンフレットetcから抜き書きーー
 主人公は刑務所を出所したばかりの青年ジョンドゥ(ソル・ギョング)と,脳性麻痺の女性コンジュ(ムン・ソリ)。
ひき逃げで男性を死なせてしまったジョンドゥが,刑期を終え家に帰るも、アパートには別な人が住んでいる。 途方にくれ、無銭飲食で警察に連行された彼を弟が迎えにきたが,一般社会から疎外される。そんな宿命を背負いながら,ひき逃げで死なせてしまった男性の家を訪ねるが,被害者の息子夫婦は脳性麻痺の妹コンジュ一人を残して,どこかに引っ越してしまう。
ジョンドゥは最初同情からコンジュに近づくが,次第に心が通い合い,互いに愛情を感じる様になる。
そしてその愛は,前科者の男と、脳性麻痺の女というお互いに疎外される社会の中での痛々しく、心に突き刺さるラブ・ストーリー。
2人は仲良くふざけあい,笑いあう恋人のそれと何ら変らない。 それなのに彼らの愛の純粋さは,障害や前科という偏見と固定観念の蔓延している社会には届かない。それでも2人は懸命に生き,愛し合っていく。
この映画から自分自身に本当に社会が見えているのか?考えさせられる。

 ヴェネチア映画祭コンペティション部門で 監督賞,マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞=ムン・ソリ),国際批評家連盟賞などの賞を受賞作品。

  05/22 Sat ,23 Sun ≪今週の神の倉・・・We have had very happy Flight≫
05/22 Sat
今日の天気予報は【晴】,今日こそは穏やかなサーマルを期待していた。
しかし,現実は 朝から≪全天うす曇り≫状態。
そんな訳で今日の荒谷山 TOは いつもより少し遅れ, 12:00過ぎ 福伝さんが最初に上げた。
テイクオフ後 しばらく上げ渋っていたが,やがて高々と上たのを見て,私を含め皆次々とテイクオフ。
でも中々すんなりとは上がらない・・・。
しかし結果的には私と橋本さんだけが緊急ランに沈んだ以外,小脇さん,稲垣さん,河原さん・・・
上手い人は,やっぱり上手くサーマルを捕らえて高々と上げて行った。

もう一度TOに帰った時にはコンディションは絶好調。 猫尺状態で全ての機体が+1000mぐらいの
高空にいた。 
勿論,橋本さん他 一緒にTOに上がって来た人も皆,すぐテイクオフし舞い上がって行った。
後で聞くと≪ 橋本さんは そのまま高度+1700mの雲底まで上がり,延々3時間飛び続けた≫そうだ。
しかし,私は肝心な時にラインが縺れ,ラインチェックに手間取り,他の人より 30分遅れで,
やっと14:30テイクオフしたが,もはやチャンスは完全に逃してしまった・・・!! 。
高度+300m,フライト時間20分止まり・・・!!。
 う〜≪残念至極 ≫全く やる方ない気持・・・!!。 
 
鬱憤晴らしの 3本目は16:30頃神の倉からテイクオフ。 
結果は+1000mには届かずだが,1時間弱のフライトで,
少しは鬱憤を晴らした積もりになった。

しかし,この頃稲垣さんは+2000mで雲中飛行をしていた・・・。
橋本さんは上述のとおり高度+1700mの雲底まで上がって
延々3時間飛び続けた・・・。
石田さんは大和町まで 30kmを超えるクロカンを達成した。
そんな話を聞いたら・・・自分の下手さ加減は分かっていても・・・,
やっぱり空しい気持になった。



05/23 Sun
今日は朝から晴れ !!
皆,昨日の余韻で≪今日も絶好のコンディション≫を期待し,荒谷山TOには・・・,
10:30 にはもう何台もの車が来ている。
しかし,私は昨日の空しさが残り・・・,今日は≪誰かが確実に上げるのを見て≫テイクオフした。
しかし・・・,今回もあっけなく 私と神谷さんと広大生の3人は緊急ランに降りてしまった。
そこから,しかし≪他の人はどんどん上がっていく≫のを見ると,余計に自信がなくなってしまった。

もう一度荒谷山TOに上って,チャンスを待っていた・・・,
しかし,高石さんが苦しみながら,結局沈んでしまい,他の人も中々上がらないのを見ると・・・,私は
益々テイクオフの決断ができない・・・。 そして とうとう風までフォロー勝ちになってしまった。

絶好調の人々には 全く考えられない話だと思う。 
しかし,一旦歯車が狂い,自信を失ってしまうと≪全てが消極的で,中途半端で,
やることなすことが裏目にでる・・・≫。  
しかも,これはパラグライダーに限らないが,そんな流れに≪慣性≫がついてしまい,自分では
どうしてもコントロールができなくなるのは不思議だ
!!

こうなると
≪焦って更に深みに嵌るか・・・,それとも焦らず時を待つか・・・≫だが・・・,
2本目は 14:00過ぎチャンスは偶然,瞬間的なブローの形でやって来た。
≪また ぶっ飛びかも・・・。  しかし,風向を考えると もうテイクオフするにもラストチャンス・・・
!?!?≫。
と思い,神谷さんに続き,私は悲愴な決意でテイクオフ。 
案の定,前方-サブランに向け ズブズブ沈下≪あ〜ぁ やっぱり・・・≫。
しかし,その時弱いサーマルに当たり・・・,≪ダメ もと≫と思いながら廻している中に,
やっと・・・,本当にやっとの思いで,やっと本流に入ることができた。
その後は,猫尺状態で 一気に+1,000mの高度確保,神の倉ー荒谷山の間を行ったり来たり・・・。

その中 雲の吸い上げにも助けられ,高度+1,500mまで
上がると・・・,穏やかなコンデイションで,沢山の機体が
一緒に飛んでいる筈だが・・・,皆が広範囲にバラけてしまい
周囲には,誰が何処にいるのかさっぱり分からない。
自分一人で≪大きな,真っ黒い雲に,突き刺さる様に,どんどん
近づいて行く
≫のが,何か無気味で怖くなり,ひとまず 私は
(雲から)逃げた。    (フライト時間=約2時間)。

しかし,この頃 神の倉からテイクオフして来た福伝さんと橋本さんは
(最高高度)+2,300mぐらい上げた。
そして突然 『キャッ− !! 』と,
(一般の人には)異様な叫び声が無線から聞こえ一瞬ハッとした。
しかし,これは 彼女一流の≪歓喜の声≫だった。
後で聞くと, 荒谷山からは私のテイクオフを最後に,その後は稲垣さんを含む何人かが
ぶっ飛びに終ったそうだ。


ランデイングするなり,高石さんの車で 今度は神の倉に上がった。
高石さんは,今日は上げ損ねていたので,神の倉からテイクオフ後沈んでしまいチョッと気の毒
だったが,かなり低い位置から執念で粘り,結局 高度+1,000m以上に上げ,
2時間近く飛んだ。

私も 17:00頃 3本目のテイクオフ。 
アベントやサーマルに乗って+500mまで上がった。 
私の下には友井さんが一生懸命頑張っていたが,
結局上がり切れず,その内ランディングをした。
しかし,私の遙か上空には
稲垣さん,河原さん,鍛冶さん,西沢さん,宇野さん,中村さん,
高石さん・・・,10数機が 夕陽を受け色とりどりに輝きながら
舞っている・・・。
しかし,私はどうしても,何故かどうしても,そこまで上がれないまま
・・・,でも1時間近いフライトをした。

ランディング後の話では,今日は小脇さんはクロカンで岡山県井原市のエリアまで行ったそうだ。
昨日も今日も・・・,この週末は,穏やかで,+1,000m。 上手い人は+2,000m以上で何時間も
飛び続ける。 こんな滅多にない,稀な好コンディションに恵まれた。


 見かけでは想像    .
    できない? 謙遜家 !! 
.
(腕の上がったのは 万人の  .
認める所だが)彼女曰く・・・,
私は、腕よりも 機体と運に
任せたフライトです
(^^ゞ   .
ウィンドテックの機体,小脇さん
デザインのヘルメットが,私には
合ってるみたいです。
(~~;)』 .
  絶好調の二人・・・!!                        .
他人が上がっていくのを見てから出るのは簡単な事だけど
一人でフライト・・っていうのが出来ず、何人かと・・・ってなる。
今週みたいに うまくTOのタイミングが合った時には     .
なんとも言えず嬉しい気分でした。(^^ゞ            .


05/24 MON 〜 05/30 SUN

05/29 Sat ≪雨の ”江の川” ドライブ≫
今は,新緑まっ盛り。  昨夜来の雨によりその彩やかさは,一層新鮮さを増している。
水量の増した大河の表面から湧きあがる水蒸気は,両岸の山肌を這う様に上り・・・,
次第に束ねられ,幾筋かの群となり,更に束ねられ,一塊の雲となり,山頂まで滑る様に這い上がる。
這い上った後の 山肌は以前よりもっと緑味を増し,山頂に達した雲は まばらな青空を覆い隠す様に
空に吸い込まれる。
川水は 時に激しく渦巻き,時にさざ波を浮かべ,時にそんな空と 山々の輪郭を ”墨絵”の様に映し出す。

私たちの車は,そんな河岸の道路を 時には激しい雨に洗われながら,時には水蒸気雲を掻き分け
ながら,時には穏やかな曇天の風を感じながら・・・ひたすら疾走し続ける。
斯くして≪雨の”江の川” ドライブ≫は 時に張りつめ,時に倦怠しがちな私たち(夫婦)の気分にとって
しばしの休息の場となる
・・・ 。


  10:00自宅発→三次→R375(作木→大和→邑智→大田)→(R9)江津→桜江→川本
    →邑智→R375(大和→作木→三次)→自宅着 20:00
   (全走行 ; 370km)




*

05/30 Sun
中国地方は,平年よりも 1週間以上早く 昨日から梅雨入り。
今日も≪曇り時々雨≫。 神の倉行きは休止。

石田さんが先週(05/22 Sat) 大和町へクロカンした時の写真を送ってくれた。
      石田さんは大和町まで 30kmを超えるクロカンを達成 !!