2. 【観光の商品価値UPや、誘客作戦 】に関する提案 (◆印=提案項目) |
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①【観光商品の価値アップ】作戦
◆KVGエリア内(旧市内、音戸、下蒲刈、御手洗)複数拠点通しガイドの実施。
a.複数拠点周遊ストーリーの作成
b.通しガイドor リレーガイド実施
c.複数拠点周遊.ガイド依頼の一括受付
(ガイド員が不足する場合は、バスツアー会社や時期を限定してトライする、
観光ボランティアの【員数×能力】を増強し、発展的拡大を目指す)
その結果(経過)に応じて、
◆KVGエリア外(江田島、倉橋、・・・松山、しまなみ海道、宮島、広島等)の観光ボランティアグループとの連携を模索する。
その進展具合に応じ、
◆湯先知事の『瀬戸内 海の道構想』に積極参加して
(ボランティア連携だけでなく)瀬戸内観光拠点同志のコラボにも協力する。
呉は、広島・宮島~松山・とびしま・しまなみを結ぶ『瀬戸内のど真ん中』にあり、瀬戸内 海の道構想では、他のどの地域より主役に相応しい条件が揃っている。
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②市民、住民を取り込む【ボトムアップ作戦】
◆街興しの協力者を発掘し、市民層に輪を広げるには、
住民の要求は、『何をして欲しいか?』ではない、『積極的に何をしたいか?』と言う時代に変っている。だから市民の趣味技能や個性を引き出すチャンスを与えれば、それを生き甲斐にして協力する。 それを利用しない手はないのだが、その上手い下手が大きな地域差になる。
◆街興しに協力的な人の発掘方法については、例えば、
・街興しに協力的な人が集合し易いチャンスを設ける為、市役所や体育館
ロビー等に、写真・絵画の展示場を設け、大々的PRと作品募集合わせ行う。
・アマチュア作家等に、何処かの空き地を利用して、人目を惹く様な
巨大モニュメントや芸術作品を創作する場を与える。
・その他(各種スポーツ、囲碁、将棋、ウォーキング、マラソン、・・・等々)も同様の
やり方で更なる発展を目的とする協力者を発掘する。
応募者の中から本件に関心をもつ協力者を発掘し、輪を広げていく施策を考える。
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③観光客を誘致の【PR作戦】
◆(広島・宮島・しまなみ海道等)に来訪する客を呉に呼び込む場合
①地域(呉単独)よりも複数地域を結ぶストーリー化を考え、
【地域複合の観光価値】を前面に掲げ
②観光客が自然の流れる様な、周遊ルートを合わせてPRする、
その為には、呉を例にとれば◇”呉”単独でなく、【周辺観光を抱き合せ】ストーリー付けてPRする。
例えば、
・【広島ー宮島ー呉】を結ぶトライアングル、・・・地理的、歴史的ストーリー性
・【呉ー下蒲刈ー御手洗】=歴史周遊、
・【広島ー呉ーとびしまーしまなみ】=瀬戸内絶景コース、村上水軍、大東亜戦史
・【呉ー江田島・・伊保田、大津島】=大東亜、太平洋戦史、
・呉ー横須賀ー佐世保ー舞鶴【】=日本遺産(大東亜・太平洋戦歴史周遊)、
・ ・・・等々
◆市民層によるインターネットPR作戦
・市民層対象にパソコン教室を開き、フェースブックやブログ等の開設を推奨する。
初級者コース等の指導者は可能な限りボランティア協力が得られる仕組みが
できていれば、受講費用は最低限にできる。
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④その他 【アウトバウンド観光】の進め
観光振興に携わる人は、往々にして観光客誘致(インバウンド観光)しか考えない。 しかしインバウンド観光客に、私たち観光ボランティアが幾ら心を籠めて
"おもてなし" しても、来訪客の 1%にも満たない。 しかも、彼らが帰郷した後、 "呉" のPRをして、来呉客(リピーター)が実現する確率よりも、呉市民が全国を観光(アウトバウンド)しながら
"呉" の話しをする方が遙かにPR効果が大きい。
アウトバウンドの人数は、基本的にはインバウンド客とほぼ同数の筈だ。 本気で呉観光振興を考えるなら、呉にゆかりの深い住民が全国に出かけてPRの要員になる様に、教養講座(セミナーなど)や観光興味啓発することを考えるべきである。
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