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① 最近の国内観光地の現況 2015/11/11 1)最近の観光地事情 観光は、① 【地域創生の目玉政策】として全国展開され、 ②外国人も含め 【観光客数】 は急増している。 それに相俟って、③観光スポットも急増し、熾烈な誘客合戦が展開されている。
その結果、観光客は増えても、④経済効果は一部の【勝ち組地域】に大半を奪われ、多くの地域は、単なる経由地、若しくは 短時間滞在の 【通過型スポット】になっている。 併せて注目すべきは ⑤観光急伸地では、観光ボランティアや、住民ボランティアのモチベーションが上がり、非営利パワーが、観光振興の好循環を加速する構図になっている。 2) 『観光地としてのテーマ』 以前、観光と言えば 『遠隔地旅行、温泉、景観・・・等 』が主要テーマになっていた。 しかし最近は、全国各地域が独自のアイデアや趣向をこらして、 例えば、体験観光(生活体験、農業体験、スポーツ体験等)、観光農園、歴史・文化探訪、ウォーキング等ヘルシー行事、アート、エンタメ、食道楽、世界遺産登録、大河ドラマ、テーマパーク(ディズニーランド、ハウステンボス等)・・・事業者は、あらゆるテーマを観光とさせ、熾烈な誘客競争が演じられている。 しかし、地域の特質(地理的条件、景観、歴史遺産、特産物、・・・、その他色々な組合わせ要素)が、他者と差別化できる主テーマが フラついては長続きしないだろう。 3) 観光事業と、事業推進基盤 観光は裾野が広い事業だから、局所的予算や補助金を積んでも効果はない。 しかし何もしなければ、永久に取り残されてしまう。 かと言ってマンネリ行事や、 『打ち上げ花火(単発的な盛り上げ)』 を繰り返しても、長期的進歩はない。 現に、自然環境に恵まれた【老舗温泉地】も、アッと言う間に新鮮味のない閑散街になる。 ・・・裏返せば、【一般地域】も新しいアイデアや、きっかけ次第で 急発展する・・・観光はそんな事業だと考えている。 しかも、全国各地 「猫も杓子も」 観光客奪取合戦を戦っている。 それも先勝地は「観光ボランティア」や住民ボランティアが大活躍している世界だから・・・、業者に頼って勝ち抜ける事業ではない。 常に、 5年・10年~・30年~(持続/発展)が見通しながら、一歩々々【地域基盤】を堅めていけば・・・『自ずと 『【発展】 は付いてくる』 と言う手法が私の持論である。 |
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② 観光ボランティアの情報・知識・マンパワー活用 2015/11/11 社会的要請(観光客数急増)
最近、日本中各地(猫も杓子も)が 【観光振興】を叫び、観光ボランティア人数も急増し、て日本人特有の 「心の籠った”おもてなし”」 により、訪日外国人を含む、観光客数急増の原動力になっている。
それによる盛上りは、私たちの観光ガイドでも、テレビや、新聞やインターネットからも、他地域に旅行しても・・・明らかだが、観光ボランティア(団体)の【情報力&マンパワー】 について考えて見ると・・・、 1) 観光ボランティアの情報力とマンパワー活用 【観光ボランティア】が全国で活躍する裏には、次の様な【情報・知識、マンパワー動員力】がある。 ① 大勢の来訪客と接し、客の要望や思いを直接聴取できる。 ② それにより、日本全国的なの最新情報や動きが察知できる。 ③ それは学識者の研究では及ばない、貴重な知識や作戦ヒントになり得る。 ④ 地元住民や、利害・権益の対立するどの観光事業者とも、公平な立場で話会いや、協力や交渉ができる。 ⑤ 最少限の経費で、大勢の質の高いマンパワーが動員できる。 ⑥ 現に、全国の先勝地域では、観光ボランティアの活躍により大きな功績が上がっている。 2)観光ボランティアを 『フル活用する為の問題点』 しかし【一般地域】には、観光ボランティア能力をが十分活用できない理由がある。 ① 【固定観念】 ; 『”ボランティア”は、単なる便利団体』 と言う固定観念が強く、行政も社会も、ボランティア員自身も・・・ 将来的な観光作戦も、社会をリードすることは考え様としない。 必然的に、『貴重な情報に接しても、情報収集能力、処理能力、知的向上意欲、チャレンジ意欲・・・等々も低調になる。 観光ボランティア能力がフル活用される為には、時代の波に遅れない様、常にブラッシュアップを計らなけらば、地域活性化も停滞する。 |
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③ 観光ボランティア(グループ)の総合力 2015/11/11 つまり地域観光振興作戦の【勝利条件】は、観光ボランティアと、行政や地域社会や、旅行関連の営利事業者等が、『如何に緊密な 【協力体制=スクラム】を組めるか』・・・それが重要な鍵になる。 1) 【先勝地域】 の観光振興 現に、観光戦勝地と目される地域では、観光ボランティアは勿論、地域住民も大勢の観光客で街が活気づき、モチベーションも上がり、→好循環は更に加速する。 そして →ホテル、遊興施設、交通等 ・・・ 観光客の受入れ能力を増強し、→急増客を吸収している。
それは、「結果から追って見る」と、次の様な仕組みが自然に出来上っている。 ①地域固有の特徴を発見し、観光客誘客戦略が上手く出来上がっている。 ②地域内で、行政や、観光関連業者間の『競争・協力バランス』 上手く機能している。 ③観光ボランティアや住民も、観光振興作戦に興味をもって参加し、最少経費のマンパワーをフル活用する仕組みが出来上っている。 2) 【一般地域】 の観光振興 これに対し、多くの一般地域では、中々スムーズにいかない理由がある。 ① 旧来感覚では、ボランティアは 『単なる便利奉仕団体』 と言う観念から、『観光ガイド or 単純労力 』 以外、観光振興戦略など・・・考える人も要求する人もいない。 ② 観光ボランティア(グループ)も、旧来の感覚を当り前と思い込み、転換する意欲がない。 最新の情報・知識、ブラッシュアップ、イノベーション・・・等々、前進意欲が低い。 ③ 結果として、折角情報に接しても、評価能力、収集能力、情報処理能力が弱い。 それを考え直さないで努力を続けても、一般地域が「勝ち組」 には成れない。 しかも、全国の観光客数はもっと増加しても、先勝地は 更に勝ち続ける構図は変らない。 それを、何とかして巻き返そうと言うのが、このブログの狙いだが・・・。 |
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④ 観光振興作戦に必要アイテムと持続性 2015/11/12 次は、観光ボランティア以外にも必要アイテムとして、 ①次に挙げる全アイテムと、②持続性(サスティナブル)の確保 が重要である。 1)地域観光振興作戦の必要アイテム
① 観光資源域 ; 観光客にとっての来訪価値(当地特有の魅力)を訴えること。 ② 来訪客数に匹敵するだけの、ショッピング、宿泊、飲食&歓楽等の施設等が整っていること。 ③ 観光関連業者と地域住民との相互協力・理解、がなされること。 ④ 地域観光ブームが持続する(一過性にしない)様、基盤が徐々にでも固められていくこと。 ⑤ 旅行業者&交通機関と協力関係、が密になり強化されていくkと。 ⑥ その他周辺地域との連係、及び関係方面との連係協力関係、が整っていること。 ⑦ ・・・etc. これらは一朝一夕に進展するものではない、しかし →営利企業団体と癒着しない無報酬グループ(観光ボランティア等)と行政が連携し、 →住民及び関係企業・団体を啓発する。 →啓発が徐々に浸透すれば、自然発生的に【協力の輪】が広がって来る。 →このサイクルを回転具合に応じて、上記アイテムの強化を計る。 ※しかし、このサイクルが回らなければ、長期持続の基盤はできない、安定事業にもならない。 2)持続可能(サスティナブル)基盤が固まらない要因の例 ① 外人観光客だって爆買いだって将来的に続く保証はない。 ② 偶々大河ドラマ等で脚光を浴びても長期は続かない。 ③ 鉄道や道路の開通や廃止によっても、ガラッと変わる。 ④ 日本の老舗温泉郷だって、景勝地だって国内景気や世界情勢に、敏感に影響される。 ⑤ 現に国家的見通しで建設した【グリーンピアやテーマパーク】も殆ど誤算に終っている。 ⑥ 住民の協力なし(その気になっていなければ)では、長続きしない・・・等々 |
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⑤ 瀬戸内;呉市の観光魅力=総合力の発信 2015/11/13 ***** 「周辺地域と連係したテーマストーリー化」 ***** 観光客にとって【来訪価値】がなければ、誰も来ない。 それには 『既存の【観光魅力(=価値)】 を如何にして高めるか?、であるが・・・、観光客は短時日の内に急に来始めることはない。 だから、例えば看板のかけ直しとか、外国語表示とか、標識の整備等は、後日徐々に来始めたことを確認した後、状況に応じて整えていけば良い。 それよりも先決は、徐々にでも観光客が来始める為の施策である。 その中で経費が最少の施策から始めるべきである。 観光事情は変動が多いから順序を間違えると、とんでもない無駄投資になり得る。 観光ボランティアの立場で 『瀬戸内;呉市の観光立地』 を考えていくと、次の様な 周辺地域を連係した 「ストーリーツアー」 という発想にいきつく。
現に全国の【大観光地】 をみても、単独地のみの資源で大量集客は希である。 【複数(広域)の目的物を周遊できる】から大勢の観光客が集まる。
つまり、 『複数(広域)拠点を1チャンスで周遊できるから 【来訪価値】 が倍増する』.・・・それが観光地の原則だ。 例えば、◆しまなみ海道(=尾道~今治一帯を結ぶ=広域を巡ることによる来訪価値)、 ◆広島~宮島(双方の世界遺産登録による相乗効果)、 ◆有名観光地や温泉地も(『鍵』 は、沿線の紅葉、旬のグルメ、歴史・文化行事、等々の組合せ効果)を最大限活かして、大観光地化しているのが実態だ。 |
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⑥ 周辺スポット の連携チーム化 2015/11/14 1) 【一拠点単独で誘客競争】 する時代ではない 観光スポットは全国に急増し、テレビやインターネットも、交通手段も発達し、・・・観光客は 【慌だしい駆け足見学】 が当り前になっている。 例えば、観光客は ① 歴史と景勝観光地(=A町と、B町)では、 駆け足見学と、トイレで用足しすると、即刻、 ⇒ ②食事や、ショッピングや宿泊は 別の町(=C町)に移動する ・・・。 それは、①主催旅行業者、 ②宿泊業者や、食事やショッピングの(C町)、 ③短時間で 何か所も見学できる観光客 には メリットが大きい。 つまり(C町)の自力集客力は 「ゼロ」 でも、 『A、B、C (=3町のチームとして)、大勢の誘客と経済効果』 が生まれる。 しかし(A町とB町)の経済効果は微少に過ぎない。 現実は、(観光資源だけの)A町、B町以外、D町も、E町も、F町にも・・・様々な現象が生じている。
つまり、各町が分断状態では、観光地として機能しない。 それを『瀬戸内・呉の観光立地』に当て嵌めてみれば、もっとはっきりする。 2) 【】周辺連携 ;チーム化に当たって必要な整備&サービス それを如何にして連携チーム化するか・・・?、それが観光振興のキーポイントとだが・・・、 観光【先勝地】では、そんなチーム化は、当り前のことだ。 それと、まだ旧来の慣習から脱けれない【一般地域】が共存して争っているのだから・・・。 【一般地域】が 【勝ち組】になるには、どうすべきか・・・? 旧来感覚を 打開する為に必要なアイテムを挙げてみると・・・、 ◆早期着手(高額投資を必要としない)アイテム ① 周辺観光資源(=テーマ)発掘と、効率的な周遊ストーリー創作、 ② ”拠点連係”の トータルメリットを追求する【チーム】結成、 ③ これにより、【旅行周遊価値UP、旅行手配の効率化】を実現し旅行業者等にPR、 ④ 観光ボランティアによる周遊地域の【通しガイド】を開始 ◆将来的に、徐々に増強していく施設とサービス ①直接施設; 土産もの等ショッピンング、昼食等の休憩所、民宿・ホテル等、 景観展望用スペース&一時駐車場、散歩エリア、サイクリング、ウォーキングエリア・・・等 ②人的サービス; チームに関係する観光情報・道路情報の提供、周辺を一体化した観光ガイド、 バスなどに同乗する通しガイドサービス、・・・等々 ③PR、広報活動; 連携地域全体 の広報宣伝(パンフレット、メディアCM、広報誌 ・・・等 |
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⑦ 個人と団体が同格、同じ土俵で競う 2015/11/19 つまり、地域観光【先進地】 は団体戦を戦い、(同じ土俵で)【その他】 は個人戦を戦う構図だ。 『呉市周辺チーム= ”Wider -呉”』 についてみると、呉市は、瀬戸内観光には絶好の地理的位置にあり、ザッと思いつくだけでも次の様な連係チームが考えられる。 ☆★☆ ”Wider -呉”(呉市周辺連係チーム)の例 ① ⇒ 絶景コース、 ⇒ ウォーキング・サイクリング コース; 大小の入江あり、湾あり、瀬戸あり、外海あり、多島美の変化に富む絶景、山上から眺望には 第一級の見学価値がある。 ② ⇒ 戦歴・戦跡見学、教養コース; 海軍鎮守府、日清・日露~太平洋戦争の歴史遺産は(日本/世界の)近代史上 第一級見学価値がある。 (江田島、柱島沖海域、大津島等と連係を考えれば、見学価値は 更にUP)する) ③ ⇒ 日本遺産連係; 横須賀、佐世保、舞鶴との連係を計ることにより、呉市の知名度を全国版にUPできる。 ④ ⇒ 『江戸時代物語』 、『文化・教養』 の 価値の高いコースが組める ; 北前舟(御手洗)と挑戦通信使(御手洗)と文化講演をセットにすれば、(竹原、鞆、北前船寄港各地、挑戦通信使通過各地との連係により、更に教養価値UPする) ⑤ ⇒ 古代史教養コース; 遣唐使船や平清盛物語も教養価値が高い ⑥ ⇒ 瀬戸内ハブシティ構想 ; 呉市は大観光地(=大集客地)の中央、それらを繋ぐ【ハブ】として絶好な位置にあ。 ◇広島~呉~しまなみ海道(~尾道or今治) ◇広島~呉~宮島(~松山)・・・等々 ⑦ ⇒ その他にも ; ◆海鮮料理や海軍・海自食などのグルメコース、 ◆釣りやカヌー、ウォーキング等のアウトドアーコース、 ◆それらのミックスコース・・・等々 その気になれば、興味深いテーマは いくらでも発掘される筈だ・・・。 誘客には、『旅行快楽+教養+エキサイティング+・・・etc. を上手く組合せたストーリー性』 が必要である。 つまり、観光資源(拠点)が豊富でも、各々が単独では雄大なストーリーは描けない。 しかし呉市の場合、各拠点を結集してチーム(団体)化できれば、(日帰りコースや、1~2泊コース等)・・・ 第一級の観光資源が揃っている。 |
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⑧ 観光客に対する 【来訪価値;UP】 作戦 2015/11/16 日本中に 観光地(観光スポット)が溢れ、交通も発達し、観光客は何処でも自由に選んで移動する。 しかし【訪問(見学)価値】が高くなければ、選んで来る人はいない。 それが現在の、誘客合戦である。 1) 観光客の【来訪(見学)価値】 ;に影響を及ぼす要因は・・・ 次の様な様々なケースに対し、プラス要因は最大限利用し、マイナス要因は影響を最小限に止め、、『可能な限り どんな場合にも高い【見学価値】を提供できるか』、そのテクニックが勝敗の分かれ目になる。 それについては関係者の知恵を絞る以外、妙案はない。 ① 社会情勢 世界遺産登録、日本遺産認定、大河ドラマ、映画、世相、ブーム、・・・、 政府の政策、各地の誘客競争の動向、情報宣伝効果、世間での評判、 etc ② 観光客の都合(旅行計画等)による制約 ⓐ 呉市内(単独スポットを個々に)見学する場合 ⓑ 呉市内(複数スポット組合せて)見学する場合 ⓒ 客側の制約条件により(周遊可能なスポットを)周遊する場合、 ⓓ 呉周辺の広域エリアをセットにして周遊する場合 ⓔ その他諸々の制約条件がある場合 ただし、「②観光客の都合」は、ケースは千差万別で 直接の対応は難しい。 ツアー業者等との連係・協力を密にして、主催旅行による来訪客に 【最大の来訪価値】 を提供する。 要は、呉市内(及び周辺)の観光拠点をセットにして、少しでも効率的に【価値の高い】見学周遊ができる様にできれば、観光客は自ずと増えてくる。 例えば、 * 旧市内コンパクト; 大和ミュージアムー入船山記念館ー市内探訪ー食(グルメ)体験 * 日本遺産探訪コース ; (横須賀・舞鶴・佐世保 とも資料連係) * 江戸時代歴史(下蒲刈ー御手洗) * 戦跡探訪周遊 ; 呉(戦争遺跡)ー江田島ー(柱島海域ー大津島) * 戦跡+カヌー+食体験 ;呉ー江田島ー能美ー * 瀬戸内海絶景周遊;とびしま海道ーしまなみ海道ー今治or尾道 * 名勝地周遊 ;広島ー宮島ー呉ーとびしま海道ーしまなみ海道 * サイクリング・ウォーキングコース ;しまなみ海道ーとびしま海道 * 等々 |
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⑨ 呉=瀬戸内観光ハブシティ構想 2015/11/16 以上、『①呉市をとりまくの観光資源 →②観光資源の有効活用、→③観光資源(複数組合せによる)資源価値、→④観光者の可能な旅程条件下での来呉価値 UP・・・』 について述べた。 【呉=瀬戸内観光ハブシティ構想 】 は、その結果として描く 【観光都=呉】のイメージである。 【呉=瀬戸内観光ハブシティ】 構想 上記が整えば、来呉観光客は 自然に増加する。 しかし、『来訪客を 呼び込むだけでは限度がある』。それだけで 観光勝利地にはなれない。 大観光地には、 近接する複数の観光スポットが一体に結ばれる【周遊ルート】 が出来上がっている。 それが→観光地規模を倍増し→来訪価値も倍増する仕組みになり ⇒ 大観光地になっている。 ◆ 呉市を例にとると、 ①周辺には、『広島・宮島・しまなみ海道(今治、尾道)、松山、・・・ 等』 の【観光客大集合地】に 囲まれている。 ②呉市内にも、景観・歴史・海鮮グルメ・サイクルロード・ ・・・ etc が揃っているから ③ 呼び込んだ客は、(呉経由で)次の観光地へ移動する周遊ルートに誘導する。 『広島・宮島呉しまなみ海道』、『広島呉宮島』、『松山呉広島・宮島』、・・・等』 ④ これを開通すれば、呉は、両サイドから観光客が通過する【宿場町】として発展の道も開ける。 ⑤ それは、『・・・広島・宮島・江田島・呉・松山・今治・しまなみ海道・尾道・竹原』 ・・・ 芸予諸島を取りまく一帯 が、瀬戸内の一大観光エリアに発展する。 ⑥ 呉市はその、【中心都市(ハブシティ)=呉】 として隆盛をとり戻す。 それは『中核都市 《呉》』 =としての主導力を 内外に示す絶好のチャンスでもある・・・。 |
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⑩ 周辺地域連携チーム造り 2015/11/21 ここまで述べれば、(総論は)誰でも分かっている。 しかし各論で 利害調整が難しいから小手先の芸当しかできない。 しかしそれを変えなければ【観光勝ち組】の土俵には上れない。 一朝一夕には難しくても、地道にコツコツ準備努力を重ねていかなければ、永久に変わらない。 ① 観光ボランティア(有志グループ)と行政が協力し、観光提案や英知を結集する(基盤整備)。 ② 関係住民や有力者に、連係・協力意義について啓蒙を計る、講演会、シンポジウム、各種報告会、 情宣・PR活動、インターネット活用作戦・・・等々 種々の学習機会や教養講座などに勧誘する。 ③ 連携チームは、最初は気心の合う地域(最低2か所)で【模範結成】→ 実績を積み → 漸次 → 他の市町や個別スポットにも呼び掛ける → 循環拡大のサイクルを廻す・・・。 ④ その為の施設拡充(投資)はサイクルの廻り具合に応じて、自然な成り行きに任せ、 将来発展を前提にした観光投資は基本的に行わない。 |
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