【 PARTーU】 現在のバンコク (街角ウォッチング) |
タイ王国 街角ウォッチングー1 |
国土の外観
・国土 ; 51万4,000 平方km (日本の約1.36倍)
・人口 ;6,000万人。
国土の大半は真っ平らな平地で草原の緑,畑の緑,水田の緑が美しい。 その中心をチャオプラヤ川やその支流や,蛇行しながら たっぷりとコーヒー色の水を運び,運河により周辺の水田や畑に配られている。
川の傾斜(高低差)は殆どゼロに近く、かなり奥地まで ひっきりなしに小舟の行き交う様が印象的。
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バンコク国際空港
バンコクの北約22kmに位置するドンムアン(Dong Muang)空港に到着する飛行機が徐々に高度を下げる時,網の目のように運河に囲まれた水田地帯が広範囲に広がり,一目で稲作の国という感じが伺える。
この空港の旅客処理能力は年間3,500万人だが、既に旅客数はこれをオーバーし,2006年にオープンを目指してバンコクの南東約30kmに沼地を埋め立て第2バンコク国際空港(スワンナプーム新空港=旅客処理能力;年間5,000万人)が建設中。
バンコク市内から第2バンコク国際空港まではバンナトラート高速道路,バンコク−チョンブリ道路と2本の高速道路が通じるほか高架鉄道の延伸される模様だ。
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タイは王国
王様も王族の人々も国民に大変 敬われている。
市街地の通りや観光バスの中にも歴代王の写真が貼ってある。
ラーマ4世はその昔 ユル・ブリンナーとデボラ・カー主演の【王様と私】のモデルである。 歴史的に人気のある王様はラマ5世(前述 ; 『歴史的背景』)。
現王はタイ紙幣に印刷されている。 またシリキット王妃(現王妃)の写真も市内のあちこちに掲げられている。
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タイ式のおじぎ
「微笑みの国」といわれるだけあって,『いらっしゃいませ』・『ありがとうございます』の挨拶は,レストランでも
どの店でも若い女性が胸の前で両手を合わせて丁寧にお辞儀をし,笑顔で迎えてくれる。 この姿が我々外国人に何ともいえず親しみ深い印象を与える。
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市民の台所市場(マーケット)と屋台
生鮮品を扱う庶民の卸売市場で,とにかく活気に満ちている。 野菜、果物、生花(ハス、欄、ジャスミン)などお守り用の花輪がきれいに並んでいます。 から揚げ屋さんあり,屋台あり沢山の人で活気に満ちている。
その他にも服飾や生鮮食料品中心の市場,中古品やガラクタの市場,服飾雑貨中心の市場等々といったさまざまな市場は,タイを知るのに最も適した所の様だ。
屋台も町中いたるところに見られる。 手押車,自転車,リヤカー,小型トラック,常設の屋台などさまざまな屋台が早朝から夜更けまで開かれ,タイ料理ならなんでも揃う。 市民は
朝食・昼食・夕食をよく屋台で食べている。
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タイは果物が豊富
マーケットで屋台でもくさんの果物を目にすることができる。 とりわけ果物は日本では見たこの無いものに目を奪われる。
マンゴ,パパイヤ,ドラゴンフルーツ,すいか,バナナ,オレンジ,パイナップル・・・何でもおいしい。 ドリアンはちょっと匂いがきついが,中には匂いの無い(弱い)ものもあるそうだ。
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バンコク市街地風景と特有の交通手段
バンコクは街の中央を大河のチャオプラヤ川が流れ,それを取り巻く様に王宮施設とか,金キラキンの巨大仏教寺院があちこちに散在している。
それに東南アジアをリードする国際都市だけあって,中心街は銀行,企業のビル,ホテル,ショッピングセンター,ガラス張りの高層ビル群などが建ち並び,活気あふれる経済活動が伺われる。
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それと同時にバンコク市は車の万年渋滞でもよく知られている。
容赦なく照り付ける太陽,昔ながらの庶民の生活,食べ物のにおいと雑踏・・・そんな組み合わせが観光客の心を魅了する街中を走るタイの乗り物は様々だ。 リムジン,タクシー,塗装の剥げたバス,乗合バス(トラックの荷台にテントがかかっている),・・・それにタクシーバイク,カラフルな三輪タクシー(トゥクトゥク)が渋滞の車列を縫う様に走っていく。
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国会議事堂前通り
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交通渋滞
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三輪タクシーと、 タクシーバイク
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バンコクで最も高いビル
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チャオプラヤ川
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