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****** 2005 ** 10/31(月)〜 11/04 (金)** 【バンコク,アユタヤ 】 ******
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バンコク ・アユタヤ 【PARTーU】

  【PART-T】 【PART-U】

写真
【PARAT-1】 1.タイ王朝施設,寺院 
【PARAT-2】 2.バンコク街角スナップ



【 PARTーU】 現在のバンコク (街角ウォッチング)

  タイ王国 街角ウォッチングー1
  国土の外観
 ・国土 ; 51万4,000 平方km (日本の約1.36倍)
 ・人口 ;6,000万人。  
国土の大半は真っ平らな平地で草原の緑,畑の緑,水田の緑が美しい。  その中心をチャオプラヤ川やその支流や,蛇行しながら たっぷりとコーヒー色の水を運び,運河により周辺の水田や畑に配られている。
川の傾斜(高低差)は殆どゼロに近く、かなり奥地まで ひっきりなしに小舟の行き交う様が印象的。








 バンコク国際空港
 バンコクの北約22kmに位置するドンムアン(Dong Muang)空港に到着する飛行機が徐々に高度を下げる時,網の目のように運河に囲まれた水田地帯が広範囲に広がり,一目で稲作の国という感じが伺える。
 この空港の旅客処理能力は年間3,500万人だが、既に旅客数はこれをオーバーし,2006年にオープンを目指してバンコクの南東約30kmに沼地を埋め立て第2バンコク国際空港(スワンナプーム新空港=旅客処理能力;年間5,000万人)が建設中。
 バンコク市内から第2バンコク国際空港まではバンナトラート高速道路,バンコク−チョンブリ道路と2本の高速道路が通じるほか高架鉄道の延伸される模様だ。

タイは王国
 王様も王族の人々も国民に大変 敬われている。  
市街地の通りや観光バスの中にも歴代王の写真が貼ってある。
 ラーマ4世はその昔 ユル・ブリンナーとデボラ・カー主演の【王様と私】のモデルである。  歴史的に人気のある王様はラマ5世(前述 ; 『歴史的背景』)。
現王はタイ紙幣に印刷されている。  またシリキット王妃(現王妃)の写真も市内のあちこちに掲げられている。

タイ式のおじぎ
 「微笑みの国」といわれるだけあって,『いらっしゃいませ』・『ありがとうございます』の挨拶は,レストランでも どの店でも若い女性が胸の前で両手を合わせて丁寧にお辞儀をし,笑顔で迎えてくれる。  この姿が我々外国人に何ともいえず親しみ深い印象を与える。



市民の台所市場(マーケット)と屋台
生鮮品を扱う庶民の卸売市場で,とにかく活気に満ちている。  野菜、果物、生花(ハス、欄、ジャスミン)などお守り用の花輪がきれいに並んでいます。  から揚げ屋さんあり,屋台あり沢山の人で活気に満ちている。
その他にも服飾や生鮮食料品中心の市場,中古品やガラクタの市場,服飾雑貨中心の市場等々といったさまざまな市場は,タイを知るのに最も適した所の様だ。

屋台も町中いたるところに見られる。   手押車,自転車,リヤカー,小型トラック,常設の屋台などさまざまな屋台が早朝から夜更けまで開かれ,タイ料理ならなんでも揃う。  市民は 朝食・昼食・夕食をよく屋台で食べている。






タイは果物が豊富
マーケットで屋台でもくさんの果物を目にすることができる。 とりわけ果物は日本では見たこの無いものに目を奪われる。  マンゴ,パパイヤ,ドラゴンフルーツ,すいか,バナナ,オレンジ,パイナップル・・・何でもおいしい。  ドリアンはちょっと匂いがきついが,中には匂いの無い(弱い)ものもあるそうだ。

バンコク市街地風景と特有の交通手段
 バンコクは街の中央を大河のチャオプラヤ川が流れ,それを取り巻く様に王宮施設とか,金キラキンの巨大仏教寺院があちこちに散在している。
それに東南アジアをリードする国際都市だけあって,中心街は銀行,企業のビル,ホテル,ショッピングセンター,ガラス張りの高層ビル群などが建ち並び,活気あふれる経済活動が伺われる。
 それと同時にバンコク市は車の万年渋滞でもよく知られている。
容赦なく照り付ける太陽,昔ながらの庶民の生活,食べ物のにおいと雑踏・・・そんな組み合わせが観光客の心を魅了する街中を走るタイの乗り物は様々だ。  リムジン,タクシー,塗装の剥げたバス,乗合バス(トラックの荷台にテントがかかっている),・・・それにタクシーバイク,カラフルな三輪タクシー(トゥクトゥク)が渋滞の車列を縫う様に走っていく。

国会議事堂前通り

交通渋滞

三輪タクシーと、 タクシーバイク

バンコクで最も高いビル



チャオプラヤ川





  タイ王国 街角ウォッチングー2
煌びやかなタイ舞踊
 タイには少数部族が非常にたくさんあるため、伝統的なタイ舞踊がいくつもあります。
タイの伝統的舞踊は大まかに古典舞踊の「ラコーン」,素朴な大衆舞踊の「ラム・ウォン」,仮面舞踊の「コーン」の3つに分かれるそうだ。

古典舞踊の「ラコーン」は豪華な金糸銀糸の刺繍や宝石の飾りの付いた衣装を着て踊り,その一つひとつの動きで,喜び,怒り,悲しみ,祈りなどを表し,指先の動きにも独特なものがある様だ。
タイでは男女を問わず小学校でタイ舞踊を教えており,一応誰でも伝統舞踊を踊ることが出来るとも聞いた。  また、音楽も独特の楽器と,日本では中々耳にしない音に大変 魅力的に感じられる。

時には舞踊を見ながらタイ料理
 トムヤンクンはえびを使った唐辛子がきいた酸味のあるスープ。 世界3大スープとい言われるだけあってやっぱり美味しい!。  その他にも毎回色々な料理がだされた。 どの料理もそれぞれにタイ特有の味と臭いがあり,中には香辛料の臭いや辛さがきつく,人によってはちょっとなじめない様なものもあった。

 しかし≪味バカ≫の私は≪総ての料理にそれぞれ持ち味の美味しさを感じる≫。 だが他の人の様に≪細かな味加減や 不味さを感じることができない≫。  ≪何をたべても美味しい≫ので,格別高価な料理にも,否,料理自体にあまり興味がない。  そんな訳で 残念ながら私は 料理について書くことができないが,時にはタイ舞踊を見ながら色々食べ,美味しかった。



ぞう体験
 ぞうはタイの象徴的動物で市民とも密接なつながりがある。 一頭に象騎士1人,観光客2人(計3人)乗って歩いて廻る。  象の背中に乗ると歩く時の上下振動が思ったより大きく,象に気の毒な感じがしたが 嫌がる態度はカケラもなく象使いの言うとおりのっしのっしと歩いてくれた。
その後,象の曲芸や色々なショーが催された。  あの大きな体をくねらせて座り,観客に手を振ったり,握手したり・・・,更に挨拶の声や笑顔を作りながら 象使いと一心同体で真面目に芸をする表情が大変愛嬌があって可愛く,観客は思わず話しかけたくなる。 〜(^0^)/ (*^-^*)

ローズガーデン
その名前のごとく薔薇の花やランの花,ハイビスカス,胡蝶蘭など南国特有のめずらしい花のガーデンだが,その中には大レストラン,タイボクシング,タイ舞踊,バンブーダンスなどの劇場,結婚式場,象の曲芸などの施設があり,色々なショーが催されている。


ダムヌン・サドゥアク水上マーケット
  水上マーケットは バンコク市内のワット・サイと,バンコクから約80km にあるダムヌン・サドアックの(2ヵ所)  があるが,今日はダムヌンサドゥアク水上マーケットの見学だ。

 観光シーズンは
車の渋滞も考慮し,少し早めの 8:00 ホテル出発。 車窓からは市場や,屋台,塗装の剥げたバス,荷台に大勢の人を乗せたトラック,三輪タクシー,・・・等々,この地方特産の広大な椰子林などを見ながら 10:00頃現地(ダムヌン)に到着。

ダムヌンには ラーマ4世時代に築かれた運河が≪東洋のベニス≫と呼ばれていた時代の面影を残している。
そこに政府が文化保存と観光客誘致を諮って開発したのが,この≪ダムヌン・サドゥアク水上マーケット≫である。

 今は完全に観光化しており
シーズンには入りきれないぐらい大勢の観光客を集めている。
順路は先ずエンジン付きの小船に乗って(約 30分)運河をめぐり,のどかな水上生活者の生活臭や,時には住居内を覗き込む様に通り抜けて,マーケットのメイン建屋に横付けする。
マーケット(建屋)内には 新鮮な果物,工芸品,雑貨,衣類など色々な店が並び,店員と大勢の客が値段交渉をする楽しそうな声が響きわたっている。
 しかし運河の水路上にも色々な商品を載せた小船が,まるで 日本の縁日の様にぎっしり集まり,ここでも販売(男性/女性)の楽しい大声があちこちに響きわたる。 (*^-^*)

 交渉は大体 初期値の7掛けぐらいでまとまるのが普通の様だが,結果よりも その過程での売り手(タイ人)と買い手(私たち)の 和やかな会話が何とも言えず楽しい・・・。〜(^0^)/



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