街角の風景,生活経験,台湾の人々,・・・etc. 私の目を通して見たこと 感じたことを 私の表現で書き綴っています。 |
10.神の倉の仲間 ・・・ 2001-12-30 Sun ,31 Mon |
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9. my wife's souvenir & オトメ レストラン 2001-12-07 Fri |
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前回の帰国時,うちの奥さん専用の土産は買わなかったら凄い不気嫌だった。 実は 先週土曜日,新しくできたデパートで少しばかり買物をしたが,言葉が通じず・・・,私は勿論,他の客前で店員にも恥を掻かせながら,自分の物の目的は果したが。 しかし,一人で婦人物売り場に入る度胸はどうしてもつかず・・・, 仕方なく会社で 女性に話し応援を求めたら 一笑されたが 快諾してくれた。 それで,今日は勤務後 女性2人を伴って再挑戦に出た。 しかし,彼女たち・・・ 私の不器用なのに比べ,びっくりする程 手馴れたもの !!。 センスは勿論, 次から次と店員に交渉し,沢山の商品を見させては,欲しがったり,注文をつけたり,値切ったり ・・・ ,何か 思いのまま楽しんでいる。 何か先週 一人で苦労したのは まるで嘘の様だった。 しかし,これを自分で 買った様な顔をして渡しても,うちの奥さんは 多分信じないだろう !! 。 それに・・・,彼女たちと うちの奥さんでは 年令もスタイルの良さもチョッと違いすぎる。 でも少し楽しみだ・・・!!。 その後は例によって 日本から来ているパラグライダー仲間の≪オトメさん経営の≫レストランへ行った。 私は ここには 1週間ぶりだ。 あいにく この時 オトメさんは いなかったが, その間にクリスマス飾りが綺麗に整い,床も改装されていた。 しかし・・・, その 飾りつけを 見るにつれ・・・,オトメさんにとって レストランとは・・・,『自分の個性を表現する手段であり・・・,同時に 個性に共鳴する人を沢山呼び集める道具でもある。 そして彼はこれに ありったけの熱情を注ぎながら,同時に お客さんの反応を観察する。・・・。 こんなこと 生き甲斐にしている・・・ 』 こんなことがまざまざと 実感される。 そんなレストランだ。 所で 彼女たちは ここで自慢の日本蕎麦が目的だったのだが・・・,その前にとった他の料理が あまりに美味しくて,自制が効かず,一生懸命 カロリーを考えながらも 肉料理を食べ過ぎて, 肝心な蕎麦が食べ切れず 残念がる次第 !?だった。 |
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8.獅子座流星ショー 2001-11-19 Mon |
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11/19(月) 【獅子座 流星ショー】 明日 早朝2時頃流星ショーが見られるかも・・・と話題になっている。 然るに高雄の空は 天気快晴なれど,いつものスモッグ とあまりにも明るい街灯り, 星などは天頂付近にマバラに数個のみ しか見えない。 ・・・20世紀の代表的イベントとはいえ,出現しない可能性が強い・・。 どこか見物に行くにも手段もない。 80%諦め気分になると,一層出現しなければ 良いのだが・・・と,最たるマイナス思考になる。 でも・・・,しかし20%可能性がどうも気になる。 こんな時こそ 神の倉の仲間に mail を書く絶好の時間だ。 お陰で何の苦もなく・・・,深夜 2時になった。 諦めの ダメ押しと 思いながら アパートの窓(東向き)から覗いてみる・・・!! 。 ウォーッ !! 。 〜 流れ星というのは結構明るい。 速いもの,遅いもの,煙が尾を引く様なもの, シュッと音が聞こえそうなもの,・・・,アッと言う間に消えるもの, 長い間残っているもの, ・・・ タイプは様々だ。 でも共通なのは,全て東から一直線に飛んでくる, 決して カーブ゙しない。 予期しない所から出る。 消えた後になって美麗さを感じる,・・・等々だ。 しかし 見れて良かった。 ・・・ 。 しかし がっかりなのは 朝のニュース・・・ !!! 。 何と !!, ・・・う〜ん 何と一時間当たり 数千個もの 流星が出現・・・だって !!?。 私が見たのは 約 20分で数十個くらい・・・。 歯がゆさをどう整理すべきか ?? 。 ・・・通勤時,日本人仲間に この話したが誰も見ていない。 ・・・ 。 しかし その応えは 『あんなものに・・・あんな時間まで, ・・・物好きに・・・!? 』」。 一般の人の常識では パラグライダーなんか ・・・, あんなことをする人自体が変人なのだから・・・仕方ない。 |
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7.サイチャ 国際 パラグライダーエリア 2001-11-10 Sat |
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11/10(土) 【サイチャ 国際 パラグライダーエリア
】 私のアパートからサイチャまでは,先ずタクシーで高雄駅まで(約400円),そこから列車でピントン駅まで(約100円)所用時間 合計1時間強。 しかしその次,ピントン駅からサイチャまで車で40〜50分,実はこれが一番問題なのだが 大変幸運なことに台北や台中在住のパラ中毒外人(カナダ,イギリス,アメリカ人)が, 殆ど毎週車で来て,ピントン近くにホテルをとっている。 だから 平常は 彼らにTel して便乗させて貰っている。 |
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所で 今日のサイチャ。 今日は1日中曇りで,無風に近い。
彼らの友達が カナダを゙中心にする 欧米人 十数名と, それと日本も 大佐から小原さん達 数名,台湾フライヤー20名前後, それに30人前後のギャラリーが集まった。 今日のコンディションではトップアウトは皆無だが,フライトよりも国際色が楽しかった。 欧米人はゼスチャーが大きくて愉快,女性には アジア人にない表情がある p(~o~)q。 日本も稲垣奥さんの様な美貌の人が英語で ふるまえば絶好の花舞台だが・・・, 彼らに比べるとどうも無言の男集団 という印象は中々拭えない。 私にも ギャラリーが習いたての日本語や英語を駆使して寄って来たり,写真をとったりしながら・・・皆ととけあった。(^♪^) |
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6.会社の女性群 2001-10-29 Tue,30 Wed |
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10/29(火)/30(水) 【誕生祝いのチーズケーキ 】 先日のチョーハオチャキャンプ。 何故が会社女性群で話題の様だ。 どうも あの山に60才近い者が登ったのが奇怪らしい。/ 昼休みに食堂へ行くと,今度は慣れない日本語で「オメデトウ !!」と。 さて・・?と思うと。 「"a happy birthday!"」とくる。 私には 正直 めでたくも何とも無い,忘れたい思いだ。 一体だれが調べて知らせ合うのか・・・?。 それと・・,会社から出る金一封は大歓迎だが 一緒に届けられる大きなチーズケーキはチョッと迷惑・・・。 でも こんな時,英語は便利だ。 彼女達に「" happy my birthday,to you" 」と返して辞退した。 すると彼女達は "yes," と言って大喜び・・・までは良かったが, 彼女達は得意でケーキを小さく分け、更に多くの人に配り my birthday のPRを 楽しむ連中だった。 ヤレヤレ・・・。 10/31(木) 【誕生パーティ ,花束】 朝,会社私の部屋に綺麗な花が置かれている。 見れば数人の名前が書かれていた。 同日/夜。 私の所属する技術部のdinner party。 何が狂ったのか誰が仕組んだのか,幹事はわざわざ日程を私の誕生日に合せたとの事。 私にとっては ありがた迷惑千万だが・・・,誕生日に関しては(金一封以外)一切の挨拶も行事も好まないこと は彼らも十分承知の上だから有効な文句が言えない。 更に迷惑なのは・・・ partyで 又も大きな花束が用意されたこと。 自慢ではないが 私が 花束を貰うのは赴任前 神の倉の ”リンダル”で 稲垣奥さんから貰ったのが始めて。 こんな身には 堪らなくテレくさい。 しかも車がないので,花束を持って街中を歩き タクシーで帰るのも憂鬱・・・。 稲垣奥さんに貰った時は うちの奥さん 大喜びした。 でも今回は誰も見る人もない男一人,雑然 忙々の部屋には如何にも不相応な豪華な花は,PETボトルの空きビン何本かに分けて飾られるハメになった。 |
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5. チョウハオチャ キャンプ 2001-10-27Sat,28Sun |
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山登りといっても運動靴とシャツ,ジーパン以外全て借り物。 こちらの人は至って親切だ。 朝8時半出発、麓(海抜800m)で昼食後12:00登山開始。 この狭い台湾には3000m以上の山が150以上ある。 ということは麓からもう断崖絶壁の始まりだ。 |
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重いリュックを背負い、断崖を縫う様に1800mまで登る。
若い女性3人男3人+私(計7人) 片道 4時間。 私は何とか取り残されないで目的地(Jo How Chia・・・チョウハオチャ)に到着できた。 そこは20年前まで原住民 ;ルカイ族の住居跡。 教会も学校も民家も廃屋が保存され、一部はキャンプ宿舎として利用されている。 3000m級の峰々が頭上3方を囲み、深い峡谷や滝が眼下,1000m下の麓まで山肌を削りながら 一挙に駆け落ちている。 昔も今も・・・,電気などはなく、 彼らはよくこんな所に生活していたものだ。 それからキャンプの夕食の美味しかったこと。 蝋燭灯りの下で 食事に続いて夜中迄キャッキャ ワイワイ 雑談が弾む。 満天の星空・・・。 涼風・・・。 蛍が3匹 5匹・・・。 中国語が 解らなくても不思議と意思が通じる。 廃屋で就寝。 〜 ・・・ 〜 。 朝靄(もや)を通してうす紫色の3000m峰。 やがて霧が雲に変わるにつれ峰は左右に広がり、一部の稜線は 黒い明瞭なシルエットに変り, 間もなくオレンジ色の朝日を撒き散らす。 と同時に 霧も雲も・・・,すっかり蒸発し 標高 3000mの峰々は 再び紫青く 威容を示す。 朝食の後,抜ける様な青空の下、野山の散策、滝遊び、緑の林の中での雑談・・・等に しばしの時間を過ごし, 昼食後 12;00 来た道を 再び下山。 小道がついているとはいえ 重いリュックを背負って 崖を降りるのは,時にはパラグライダーから見下ろすよりももっと怖い思いだった。 --------------------------See-- 2001-10 チョウハオチャキャンプ写真 |
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4. ”ナリ台風” 2001-9-19 Wed |
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毎回,神の倉 皆さんが心配して呉れる!。 別にどうということなくても誰かからmailがくるとホットする。 今度の台風16号は"ナリ台風"という愛称、=沖縄から南下(台風の南下は全く異例だが)。 しかも台湾内に3日も居座り、強い風雨・・・・をもたらした。 台北は周囲が盆地状に囲まれ,しかも三方は本格的な大きな山脈になっている。 そして,広範囲に降った雨水はすべてここに集められ一筋の淡水川となって海に下る。 それに台湾の山は急峻で保水力に乏しいから,そこには一気に大量の雨水が流れ込みスッポリと凄い浸水になった。 地下鉄も浸水,一部の駅の施設は完全復旧には半年も掛かるとか。 なにしろ2日間で半年分の雨が降ったとか・・・。 こちら(高雄)でも多少,地下室に浸水 家屋がでたが,でもそれ程大騒ぎにはならなかった。 台湾では戦時を考えてか,比較的小さい 一定規模以上の建物地下室を設置することが 法的に決められているので,地下室をもつ家が多い ・・・。 |
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3. 選挙の風景 2001-11 |
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こちら一人の候補者は何台も選挙カー(トラック)を繰り出す。
トラックには沢山人が乗り,沢山の幟や,小旗を振り,ドラや太鼓の鳴り物入りで踊ったり騒いだり賑やかだ。 街に紙ポスターはない。でも候補者名入りの幟りや横断幕が無数。 ビルの一面を包う巨大な顔ポスターもあちこちに見られる。 選挙事務所から夜11時まで凄いピーッ,バリバリバリ・・・音の轟く 爆竹や 花火が上がる。 |
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ある候補者は100人以上の行列を連ね,ポスターや幟(のぼり)に加え,笛 太鼓や爆竹を鳴らしながら 街を行進する。 街には 公園を中心に,横断歩道とか, チョッとした広場や ,公共施設前の空き地など至るところに夥しい数ののぼりが立てられ,ビルの一面を包う巨大な顔ポスターもあちこちに見られる。 選挙事務所から夜11時まで凄いピーッ,バリバリバリ・・・音の轟かせ,花火が打ち上げられる。 候補者が自分の主張を演説する風景見られないし, どうも 人にビックリさせて 人目を引かせることが選挙運動の目的の様だ。 日本で 規定の紙ポスターが指定の場所に整然と貼られ,候補者は唯1台の乗用車の中から,決まり文句をうるさく連呼して廻るのとは,チョッと考え方の意識構造が異なる。 |
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2. 言葉による意志疎通 2001-8 |
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語学,私はそんなに得意な訳ではないが,かって無線に凝っていたお陰で英語,韓国語,スペイン語で多少の意思が伝わる。 お陰で 元来旅行好きの私は 海外では 何れの国でも俄然楽しんできた。 だが言葉がまるっきり通じないのは今回が初めての経験だ。 でも日本からの旅行者の多くは皆経験していることだし・・・,実際その立場になるものではあるが,私にとっては始めての思いがけない発見がある。 スーパーやコンビニなどは日本と一緒だから レジで表示された通りにお金を払えばよいのだが,いつも 無言で行っていると,レジの女性が自動販売機の様に感じて何か空しくなる。 タクシーで行き先を告げる。 固有名詞だから 予め教わったたとおりに言えばよい。 ・・・しかし 問題は運転手が必ず聴き返してくる。 この言葉がさっぱり分らないから 返答できないまま会話は自然消滅する。 その後,運転手に分ったのかどうか?, タクシーはどちらに向いているのか・・・?, 目的地まで辿りつくのかどうか・・・?, タクシーに乗っている間,こんな 落ちつかない思いをすることは 考えていなかった。 デパートでの買物。 品物によっては 女性店員が親切に丁寧に説明してくれる。 しかし,分らない顔をし続けていると,他のお客さんも傍で チョッと興味深そうに見ているが 中々助けて呉れない。 ≪本当は助けたい気持はあっても,相手のプライドを考え中々口出しできない雰囲気になるのだろう≫私も時々経験することがあるが,こんな時は 彼女が一生懸命になればなる程 通じ難くなる。 店員によってはただニコニコしているだけで,間の取り方,論理の進め方,表情とジェスチャーがタイミングよく意気があう。 こんな時は何かテレパシーで繋がれた様に引きずり込まれる。 たまたま波長が合うのか,彼女の特殊技能なのか ・・・,一言,二言 なじみのある 片言の 3種混合語≪英語,日本語,中国語≫が効果的に利用できる。 言葉は不自由でも,お互いに伝えたい気持がある時は 何とかなることは経験できた。 しかし,とは言っても全体の中の一部しか聞けないし,全体の流れも分らない。 特に,仕事では お互いに疲れてしまい誤解も多い・・・, 結論としては 通じないに等しい。 また,列車に乗る時は時間がかかってミスミス 一列車遅れる。 食事を注文したら思いがけないものが出てくる。 観光地を歩いても 沢山のものを見落とす・・・etc. やっぱり言葉が分かるかどうかでは, 同じ経験をしても 実際に経験する世界の広さも,深さも豊かさも・・・全然異なる。 |
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1. 高雄の 街角散歩 2001-10 |
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梅雨あけ間近?,はっきりしない。 こちらの台風は発生すると翌日か翌々日には来襲、直撃する。 でもだんだんカンカン照りの暑い日が多くなった。 【騎楼(チイロー)】 ここで街角を歩いて新しい生活を見つけた。 台湾では通りに面した建物は1階が歩道兼店舗になっている。 そこにはレストランや食堂ならテーブルを並べ,店なら商品を並べ,オートバイも置かれる。 そして通行人は その隙間を通る。 |
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これは,スコールなど急な雨にも困らない様,通りに面した建物には法律で 設置決められているそうだが,年中暖かい台湾では,多くの庶民にとって家族での食事や,団らんに最適な憩いの場所になっている。 ただ,ここは私有地なので 各戸毎段差があったり,沢山の商品や色々なものが置かれていて,あまり歩き易いとは言えない。 日本も暑い様だが・・・, しかし このレストランの椅子に座ってみると,外の風も爽やかだし,道行く人を眺めながらの食事は心が非常にオープンになる。 そして,その場を占領している優越感も生まれ,非常に心地いい。 でも,私の様なshy人には・・・,一人で 一般通行人がに見られながら食事するのはチョッと落着かない。 【街角のカラオケ】 それと特に 土,日や休日は 街の至る所,演歌が溢れている。 日本や韓国のメロディィが原語のまま、或いは中国語の歌詞になったものも多い。 TVは勿論、チョッとした広場や,公園の木陰や、時には市内バスの中でも・・・,真昼間から カラオケメロディや歌声が声も聞こえてくる。 こちらの人はアルコールは必ずしも要らない。 けげんそうな顔で見ていると私にも一曲どうぞと 誘われる。 しかし私達には 夜になって,アルコールの助けを借りなければとても発声できない。 【夕方に活気づく】 公園も,海岸も,ショッピング街も,デパートも・・・。通りは暑い昼間を避け,夕方になると急に人が増え街は俄然活況づく。 そして,そごうも、三越も、阪神も,伊勢丹も・・日本から進出の大手百貨店も含め、どの店もスーパーも、医者も 歯医者も夜10時頃まで営業を続け,街に溢れた人々は11時か12時頃帰路につく。 人々は気持ちを開き,皆で打ち解けながら, こうして暑い夏も 自然に全く逆らわず 過ごすのは生活の知恵なのか。 |
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