【総括項目 Item in February 】
2/01 Sat 〜05 Wed≪ 新年快楽 !! サイチャ正月フライト A happy new year!
2/07 Fri 〜 09 Sun≪ サイチャ日本人来訪 Japanese flyers in Saijia ≫
2/14 Fri ≪高雄 燈会 提燈祭り Kaohsun Lantern festival
2/15 Sat≪サイチャ パラグライダー競技会 Paraglider compedition
2/16 Sun≪キャンセル Cansel≫
2/17 Mon〜21 Fri≪私の日常生活 my daily life
2/22 Sat今日のサイチャ ”センターリング” Saijia topics ”centering"
2/23 Sun≪高雄= 春(?)スナップ Spring has come in Kaohsung
2/28 Sun≪和平記念日(台湾の歴史),七彩湖キャンプ peace memorialday, Qicai-hou camping

2/01 土SAT〜05 水WED
祝イ尓 新年快楽 !! A happy new year!
♪【 台湾の正月 The new years day inTaiwan 】
日本では 旧暦で言ってもピンと来ないと思う。 しかし, こちらは今が正月の真っ最中。
先週も書いたとおり休みを利用して 里帰りや,家族づれ旅行や,海外旅行も・・・日本と同じだし,正月には寺社詣も,親戚やお世話になっている人への挨拶廻りの習慣も日本と同様だ。
テレビについては ニュースでは連日正月のニュースを報道されているが・・・,こちらのケーブルTVは 数十局もチャンネルがあるので 日本の様な「正月特別番組」を組む局があるのかどうか 確認してない。

少し違う点は新年を祝う爆竹花火が 連日,夜中の 0:00時頃まで 街のあちこちから,頻繁に打ち上げられること・・・。
それに,一般的な給料金額こそは 日本の方が高い・・・,しかし,生活の楽しみ方は 台湾人の方がずっと上手だから, 色々な所に出かけたり,家族での行楽も盛んだ。

♪【 台湾高速道路事情 Free way in Taiwan 】
そんなこともあってか,この時期は高速道路は勿論,一般道でも 要所々々で渋滞する。
だが,今回 台湾の高速道路について,日本との大きな違いとしては・・・,
@道路が広いこと,
A料金徴収が区間制になっていること,
Bスピード違反はカメラで捕まえられること, etc.

つまり,片道3車線は標準で 4車線の所も沢山ある。
料金は1区間(40km前後)40元(約 140円)で 日本よりも 格段に安い。
しかも 料金所を通らない出入口相互間 の通行は無料なので,道路全体が非常に効率的に利用される。
それに,一般的に 台湾ドライバーの運転マナーは決して良いは言えないのだが・・・,
それでも高速道路では全ての車が ほぼ同じスピードで走る。
だから車の間を縫う様に走る必要はないし,猛スピードで走る車も皆無である。

それはカメラが何個所も設置されていて, 制限速度表示 「100km/h」に対し 101km/h で走れば後日確実に,自分の車の写真が 請求書 同封で送られてくる。
こんな方法は もう 台湾社会には とっくに徹底している。

それにまだ・・・,正月期間中 全部の車は 高速道路に入る全ての入口でチェックされ,大型トラックは入れない。 1台に3人以上乗らない乗用車も通行できない。
こんな施行が タイムリーに立案され さっさと実施されることで 渋滞も・・・最小限に留め,
公共道路は有効且つ効率的に機能する。 しかし,それでも 渋滞解消は容易でないのだが・・・。

これに比べると 日本の・・・・,日本らしさというのは やはり・・・,
高速道路 通行料金は莫大高い。 平生はガラガラ, 盆・正月はマヒ・・・する。
しかも ,人権尊重とか自由主義とか言って 「個人?(政治家?)の既成の権利や主張に振り回され・・・」何も公共規制や施策を施せない。 そして非効率的でもなんでも 高い予算をつけて義務的に道路を建設し続けることが 唯一の解消策 」 というのが日本的進め方なのかな・・・。


≪正月のサイチャ - Saija in new year vacacion ≫
♪【 エリア風景 】
正月休み中,毎日 高雄在住のアメリカ人 Terryさんの車で連れて行って貰った。
その中で 2/1(土)は Terryさんの奥さんや,兄弟(台南在住)もサイチャに見学にきた。
奥さんは元々は台湾人のようだが日本に住んでいたこともあり,中国語,英語,日本語がベラバラの愉快な人だ。

サイチャエリアは 正月休み連日,最高に沢山のフライヤーと 行楽客(ギャラリー)が集まった。
そして・・・,ランディング場の路地には毎日,焼き鳥やら,駄菓子やら,汁物やら・・・10店以上飲食の露店がぎっしり並び,何れも大繁盛の体だった。
ULPも一般の人相手の 体験飛行(1回 1000元)を実施し,ひっきりなしに離着陸していた。
テイクオフにも数店の飲食店(露店)が並び, 公園の入場者は毎日1500人前後だったという。

加藤さん(台北在住パラフライヤー)一家も ここに 5日間滞在してフライト三昧の予定という。
子供さん(台北で日本人学校に通学)は 去年(4/27)の写真以来9ヶ月, 確実に成長している。
今度はこのHPで 誰かを驚かせてやろうという意図を はっきりと示し, しかも自からも美しく見せ様と一生懸命化粧し,変装し,ポーズを作って写真撮影を積極的に要求して来た。
terryさん夫妻(中央)と兄弟 加藤さんの子供さん ↑ - 外人組
↑---テイクオフ エリアの ギャラリーとフライヤー
↑---ランディング エリア--ギャラリー,露店,ULP体験飛行・・・

♪【フライト コンディション Flight condition 】
2/1 土 SAT--- 今年(旧暦)初フライト new year opening flight
今日は台湾で正月(旧暦 1月1日)に房わしい快晴の青空。
正面の平野も 背後の山脈も・・・ずっと遠くまで見渡せ,気持ちも 一層 晴々する。
一発目を 軽くぶっ飛んだ後, 今度は昼過ぎ・・・冬でも暑い太陽を全身に浴びながら テイクオフした。
しかしまだ・・・,しばらくサーマルに当たらず苦しんでいた時,その瞬間 !! ふと先日長島さんから教わった感じの手応え(残念だが文章で表現できない)が掴め,我ながら巧く上げた。

それで 今日は久々,本当に久々に・・・,沢山の機体が一生懸命もがいている様を その遥か上空から見下ろせた。
それに・・・今日は台湾の眩しい太陽が くっきりと照らし出す 2000m,3000m級の山々は莫大 迫力がある。
そんな景色を・・・近くの橋や,向こうのゴルフ場や,こちらの民家の密集した上空へと移動しながら・・・眺めて午後の時間を過した。

一旦ランディング後 16:00頃 再フライト。 この時は 既にサイチャに立ちこめる モヤに包まれてを浮上・・・,やがてアベントの風に支えられ・・・,その次には このモヤを真っ紅に染める 真ん丸い太陽の輪郭をくっきり見ながら・・・今日一日のフライトを終えた。 これが私にとって 今年(旧暦)の初フライト・・・だ。
↑--- サイチャ後方の山脈群 Mountains behaind Saija area
↑ --- 近辺散歩 Flying around the near areas

2/02 日SUN ,03 月MON ---ぶっ飛び Only slade riding day
昨日の快感が頭から離れず・・・今日も,また明日もとサイチャ通い。
折角の正月休みとあって 観客数もフライヤー数も最高 !!
テイクオフの公園には1日で 2000人近くも入場したとか・・・。

でも 2日間とも ずぅ〜っと曇り空は如何とも し難い・・・。
テイクオフしたグライダーは 殆ど上がることなく, TO と LDを結ぶ 一定の範囲に集中する。
私の勘定では この高低差 350mの中に 最高18機の同時フライトを 確認した。
今日のギャラリーはそんな光景を楽しんだかもしれない・・・が,

私は両日共ぶっ飛び 2本・・・,「あ〜ぁ,これでもう正月休み終盤・・・」と思うと 初日(2/01)の快感は 逆に 私の心を 一層 「歯がゆさ天を突く思い・・・」に変える・・・。
ぶっ飛び隊 (注;3枚組写真には 何機かは 2度撮りされている)

2/03 月 MON --ULP flying
そんな思いもあって今日は ULPへの体験飛行を申し込んだ。
パラの仲間ということで交渉して貰い 200元割引 800元(約2800円)にしてくれた。
その第1印象は;自分が操縦しないで乗っているのは う〜んと 気が楽だ。
自分でパラで飛んでいる時よりも ずっと冷静且つ敏感に気流を感じたり,考えたり,景色を見たり・・できる。

それと,フライトで見る景色は パラと別に変わりないが,エンジン付きだから簡単に思う所に行ける。
高度も上げられる。 加速したり「G」を感じることもできる。
ただ,ランディング時は 果樹園の上を パラより かなり浅い角度で,早いスピードで,
しかも 超低空で進入するのは チョッと怖い感じだった。

しかし降りた後の印象は・・・,やっぱり エンジンのないパラで 中々掴めないサーマルを探し当てる楽しみの方が・・・ 私には快感が大きい 。
この角度から着陸進入

2/04 火TUE --- 今日のフライト Today's flight
折角の旧正月休みも 終りに近づいた,実質的正月フライトは今日が最後だ・・・!
しかし,今日の天気は 昨日や 一昨日よりは若干良好。 時々薄日がさしてくる。
でも,「この天気は午後になるとどの様に変るのか? 変らないのか?。」
冷静な判断をしようと 何度も 自分に言い聞かせるのだが・・・,どうしても希望的結論になってしまう。
何回言い聴かせても結果は 「天気好転」という判断になるので・・・ウエイティングに決めた。


勿論 曇りでもぶっ飛びには全然問題ないのだが・・・,しかし天気好転の兆しは全くないまま,チョッとがっかりしかけていたところ,皆浮き始めた。
この曇空でもサーマルが出始めたのかな?・・・。
半信半疑な気持ちで 私もテイクオフした。
そして高さは +200m止まりだが1時間あまりフライトでき,正月フライトは 少しは救われた気分になった。

その後は フォローの風が吹いたり,全くなくなったり・・・,決して好いというコンディションではなかったが ぶっ飛びを 2,3本 した。


2/05 水 WED --- オーストラリアからの来客 A lady from Austraria
今日は休暇最終日。
そろそろパラ以外の用事も溜まってきたし・・・,明日から 大分隊 本隊の到着に先駆け,
オーストラリアから一人の女性が到着するとの連絡も受けている。
サイチャ行きも チョッと飽き気味だし・・・。 たまには高雄に留まり・・・,空港に 彼女を迎えに行った。

聞く所によると,将来日本のため,自ら国際的な勉強を志し, 昨年5月 若い女性一人でグライダーを担いで渡豪したという。 勿論,私は面識はないが O-J子さんと 名前だけ聞いている。
私の雑感(business flash)の中で主張している人物像(現実的には中々お目にかかれない)を見る思いだが・・・。 でも どんな人だろう?。 度胸あり,勇気もあり,積極的な人には違いない・・・。
英語は勿論本場仕込みだし・・・, 多分 知性的な美人かな?,それとも・・・ などと考えだすと 空港の到着ゲート前で待っている間 チョッと気分が落ち着かなかった。

しばらく後 ≪間に誰かが挟まれる様な状態で≫大きなスーツケースと パラグライダーバッグが移動して来るのが見えた。
その人と初対面した時, こちらは一応 冬なのだが・・・私は 真っ先に『オーストラリアは 今,夏の盛りである』 ことを思いだした。
小柄で少し日焼けして活発そうな女性 !!
その人のイメージについて, 確実なことは 「誰よりも最も O-J子さんらしい人 !!」だった。
早速ホテルへ案内した後,しばらく高雄中心街を散歩して時間調整し飲茶の夕食をした。




2/07 金FRI〜09 日SUN
サイチャ日本人フライヤー来訪 Japanese flyers in Saijia
福島チームは先週から来ているが,今週は更にメンバー数が増える。 それに・・・,
2/7(金)から大分チーム, 2/8(土)からアドベンチャーロードチーム, 更に2/9(日)には沖縄チームと福岡チームが来訪 した。

それぞれのチーム共 十数人づつだから,
ここサイチャでは 連日 数10人〜最高70人の日本人フライヤーが同時集合した。
勿論 台湾フライヤーや欧米人フライヤーも 30人ぐらい (いつもより多目) 集まったが,エリア全体は
日本人フライヤーに圧倒された。

しかし, 日本のチーム同志は勿論, 台湾や欧米人フライヤーも 皆,お互いに歓迎ムードなので・・・,お互いにすぐ打ち解けあって,小野嬢や 田中さん(神の倉)など英語の流暢な人は沢山の人とすご〜く楽しそうに 色々な話題に花を咲かせ・・・, その他の人もそれなりに日本語や英語を駆使しながらフライトと同時に, サイチャの雰囲気や 沢山の人との会話を楽しんでいた。

誰とでも一緒に 新聞記者さん(中央)とも
(但し,今はパラ練習生)
フライヤー皆さんとも
↓* * * 2003-02-08 の テイクオフ

各チーム別 − Team profile
この中で 伊東隊長の率いる 大分隊は ・・・,
『 こんな雰囲気を フルに満喫しながら,時々フライトも楽しむ・・・ 』といった和やかタイプ。
ご覧のとおり ここは オープンエアーの下,全員 が心身健全者だから, 皆さん 安心して堂々と・・・,特に≪私の目には≫一人の女性は boy friend と・・,別の女性は手当たり次第 ・・・といった感じで フライトよりも ,その前に 語らい疲れするぐらい・・・会話が弾んでいる様に見えた。

前谷隊長のアドベンチャーロード隊『先鋒隊というか・・・,切込み隊というか・・・サイチャ洗練部隊』
じっくり コンディションを読んでいたが・・・,その次の瞬間,テイクオフし始めると すぐ 見えなくなってしまう。
多分サッサと+500m・・・,+800m・・・と上げて 三地山上空とか,谷渡りとか,・・・さすが 高度技術チームといった感じ。

福島隊はオリバーさんのコーディネートと聞いている。
私など田舎者にとっては,福島女性の発する言葉は 何とも言えない上品な 芸術的な響きを感じる。
皆さんの容姿も・・・見るだけで 何か郷愁というか・・・,誘惑というか・・・,
そんなものを感じさせる。 ≪さすが名前を聞くだけの度胸はなかったが≫魅惑的な女性群 6人(?)を含め,
福島隊の皆さんは大分隊よりは ずっと頻繁にテイクオフしていた

私にとっての最終日(2/9)は 福岡隊と,沖縄隊も到着した。
しかし・・・,この日は天気快晴,フライト条件も絶好!。
私自身のフライトも忙しくて・・・,つい,皆さんとのご挨拶できないままになってしまった。

大分隊 アド・ロード隊 福島・羽山隊 女性群

See ≪他にも写真あり≫


フライト コンディション−Flyght condition
会社に 1日分の 休暇を申請し, 都合2/07(金)〜09(日)まで大分チームと一緒にフライトした。
しかし,2/07(金)-- 天気 1日中 曇りがちでパッとせず,
皆さんとも大体 +200〜300m止まり,フライト時間30分前後が 1回で 以後はぶっ飛びだったと思う。
ただ,何が狂ったのか分らないが・・・ 田中さん(神の倉)だけが上げて(地上1000m以上),
1時間以上楽しんだ。

2/08(土)---昨日と同じ様な天気だが 若干薄日がさしているので穏やかなサーマルを期待したが・・・,結局サーマル発生する前に 本曇りとなって 期待に沿えず。
おまけに昼過ぎ頃から フォローの風まで吹き出して・・・夕方近くまで ダメ・・・。
前述の様に・・・フライトよりも会話好きの人達は はしゃぎまくり・・・,しかし
私の様な引っ込み思案の者には 『あ〜ぁ 折角の休みも これでもう 2日間過ぎてしまった !』・・・。


2/09(日)---今日は朝から快晴。 昼頃 ; 何処に行っても上がる,グランドにもサーマルがあるので 私は地上700m前後の高度をキープしながら手前の橋や,ゴルフ場や,ランディング場などを廻った。

もう 1本は16:30テイクオフ。
サーマルの風が 谷間に沿って穏やかに上がって来る。 なま温かい風を探しながら順調に高度UP。
遥か下, 山肌に這えつくばる様にしてもがいている沢山の機体は・・・ 夕陽を浴びて 一層美しく見える。
三地山上空(地上約1000m)には先着隊が何機かいたが・・・,私は皆と 群れ飛ぶのは好きでないので群れから離れた 孤独な渡り鳥の如く行動した。

今日は空気が澄んでいて 遠景の山脈は格別 美しい。
平地も莫大広い・・・,谷間からはリッジとも,サーマルとも,アーベントとも 何れとでも言える風が 吹き上げてくる・・・。
そんな時 ・・・≪今日の 帰りは別行動になると事前に伝えていたので≫・・・大分チームからホテルに向け出発するという無線連絡を受け,お互いに「ご苦労様」と挨拶をした。

その後 気配は完全なアベント状態に変わり・・・,やがてアベント成分も次第に弱まり・・・,
今日こそは最終ライディング者になろうと粘ったが・・・,最後は前谷さんには勝てなかった。
私はその 30秒前, 17:47pm 地面に着いてしまった。

↓* * * 2003-02-09 の テイクオフ(朝から快晴=この直後 大勢が大挙して到着)



↓* * * 2003-02-09 * * 三地山上空 からの 写真
See ≪他にも写真あり≫


ディナー パーティー Dinner party
大分チームが在台湾中 3回夕食を共にした。
1回目 2/07 は 私を含め 総勢11人 ピントン市内 ”胖コ園”で餃子や その他,食べ切れない程 沢山の料理を注文してしまい チョッと無理かと思ったが・・・,皆,好吃(ハオチー=美味しい)と言いながら 最後には殆ど全部たいらげていた。

2回目 2/08 はピントン パラチームの招待。 この時からメンバーは我々サイドは前川さんと田中さん(女性)が加わって13人,ピントンチームは7〜8人。
ピントン市内の自助レストラン(バイキング式=食べ物や,食材も自分で取ってきて鍋料理する)でテーブルを囲んだ。
以前ピントンチームの人達が大分に来た時,大分の人達が結構なもてなしをした。
そのお返しと思うので・・・私は ただで おこぼれにあずかった。

3回目は2/10 高雄市 海鮮料理”河邊”。 この日 私は出勤だったが電話で呼んで貰い,一緒に食事した。 この時 前川さんというのは黙っていても存在が光る人だ。 それから,・・・
最初の時 少し硬かった田中さん(女性)≪見知らぬ 私がいたためかも知れない(申し訳ない)≫はこの頃には, 時々 会全体を自分のペースに持ちこむぐらいすっかり打ち解けていた。

何れも 楽しい 夕食会に同席させて貰って感謝一杯。 しかし,勤務の都合で 翌日 日本帰国時の見送りは割愛させて貰った。
↓ * 2003-02-08 Pingtong team主催 * 大分team との夕食会 (ピントン市内)
↓ * * 2003-02-10 大分チーム 夕食会 at ”河邊” (高雄市河北路)

See ≪他にも写真あり≫


2/14 金FRI
新年会 new year party
--事情により順延になっていた 会社の日本人新年会(旧暦)が”紅毛港”で開かれた。
日本人勤務者及び家族 12人 18:30〜20:30 pm。

高雄 燈会 提燈祭り Kaohsun Lantern festival
--恒例, 高雄の街が沢山の電球で飾られる花橙祭が 2/14(金)〜23(日)まで開催される。
これは高雄以外にも 台北と 台中でもを旧暦1月15日から1週間を中心に花橙で飾られるが・・・,
その中でも 今年は
台中がメイン舞台だ そうだ。

高雄のMAIN会場は愛河の両岸約2kmの公園一帯だが,夜になると・・・,あの広い道路(車は通行止め)や公園というか,道路にも 大勢の人が繰り出し・・・,皆についてぞろぞろ歩きしかできなくなる。
時間は18:30〜22;30というが,実際は沢山の人も露店も・・・ 夜12時になってもまだ・・・ 賑わっていた。
↓ 中正橋 ↓ 七賢橋 ↓ rail road bridge
- - See ≪他にも写真あり≫



2/15 土SAT
サイチャ パラグライダー競技大会 Paraglider compedition
♪【 サイチャ航空公園行事 】
今の時期,高雄や台北などではランタン祭りが盛大に催されているが・・・,
台湾全国的にも色々な行事が行われている。
ここサイチャ航空公園でも,2/15,16両日に亘ってピントン市観光局主催,地元サイチャ村や三地門と共催で盛大な行事が催された。

まず,朝 9:00。 ピントン市の関係者,地元国会議員,サイチャや三地門の役人などの挨拶に始まり,原住民の踊り,ULPのオープニングフライトと爆竹花火で幕を開けた。

両日,ULP関係では≪プログラム表によると≫ デモフライトや模型飛行機大会などが行われる。
パラ関係では台湾全国からフライヤーが集まり大会が開催される。
パラの種目は@クロスカントリー(といってもパイロンを順番に廻って来る普通の競技と同じ)と Aターゲット大会。

私は・・・,チョッと公には言いにくいが,皆と競える様な腕もないし・・・,もともと大会出場には
それほど強い興味はもっていない。
しかし,今日は 集まったフライヤー(数十人)全員参加だし・・・, テイクオフに上がる車も≪今日は選手輸送のため≫無料。 万一に備えピントン市の消防車やレスキュー隊まで待機している。
1人で飛べる雰囲気でもないし,勿論皆と付合いも大切なので私はターゲット大会に当日申込み。
{1800元(6000円余り)= 賞品,2日間昼食,夕食パーテイ,テイクオフ交通費等・・・ 付き}

心の底には《成績はどうでも良い》 早く3本飛んで,その後ゆっくり飛ぼうという魂胆・・・も。
1本目=今日に限り次々と好いサーマルに当たる。 クロカン組は気持良く上げる。
もったいないけど・・・私は全てのサーマルを無視し・・・,ターゲットに向け一直線にぶっ飛び。
しかし・・・,ターゲット付近のグランドサーマルに邪魔され 20mぐらいオーバーランになってしまった。

2本目=テイクオフで支給された油っこい弁当を急いで食べて挑戦したが,これも 1mぐらい外れちゃった。
「最後の1本も早く飛び終えよう」と急いでテイクオフに上がったが 何か胃が重くなって少し草ムラで休んだ。
・・・何かすご〜く気持よかったのは好いのだが・・・今度は すご〜く 眠くて,眠くて・・・起きられない。
『飛ぶにしてもターゲットまで,・・・また ぶっ飛びしなければならない』のか・・・と思うと,益々睡魔に
とり付かれてまるっきり飛ぶ気は起こらない。

・・・結局 1時間あまり うとうと・・・,夢と 現実とを交互に眺めながら過した。 しかし・・・,15:00 風が強くなり テイクオフがクローズになったのを聞いたら,なぜか急にしっかり目が覚めた。
↑ - 夕食パーティ

♪【 F-1 チーム 】
陳永豊さんのコーディネートで,今日,明日《2/15,16 土日》は F-1チーム; 6人が来訪して来た。
コンディションは申し分ない。 「今日は思う存分飛べる・・・」と私達は思ったのだが・・・。
・・・所が,大会が始まると・・・大会役員は外来者をフライト禁止にしてしまった!。

大人数でもないし,大会の「邪魔をしない様に!」と一言注意して フライト許可は出来ないのだろうか?。
陳さんは責任を感じ 一生懸命交渉していたが・・「ダメ」とのこと。
私は言葉も分らないし,サイチャで そんな顔が利く立場でもないし・・・,何か言おうにも 術がない・・ぃ !!。

F-1の人はこのために わざわざ 日本から来て・・・。 2日間の予定だが大会は明日の昼過ぎまで続く。
その後 巧く飛べるかどうか・・・。 今日 大会開始前にテイクオフして何人かは 1時間ぐらい飛んだ人もあるそうだが・・・,チョッと 気の毒な思いと 私の気持もすっきりしない。
後で落ちついた時 誰かに少し話してみたいと思う。

16:30 風が治まったが大会は 再開されず(終了),フリーフライト できる様になったが,その時は上げたくても・・・, ぶっ飛びしかできない状態だった,
- - Why - ? - - Can't we fly - - - today ???- -


2/16 日SUN
キャンセル Cansel
今日は Kenny陳 さんは所用でサイチャに行けないし,私もこの所 ずう〜っと サイチャに行きっ放しだし・・・。
今日の大会参加費や,食事代,もしターゲットを踏んだら貰えるだろう賞品など 全てを放棄して・・・,アパートで休養をとることにした。 アパートで1日 過すのは 何か久しぶりな様な気がする。


2/17 月MON 〜 21土SAT
私の日常生活 my daily life
最近,毎日々々大勢の人が このHPを 開いて呉れている。
大勢の人が開いて呉れている間に ・・・少しでも 私流の台湾情報を発信しようと思うのだが・・・,現実には サイチャ以外にも 仕事も含め 色々な所用が入って,一馬力では 中々思う様に捗らない。

そんな時, つい 私は ;
炊事,洗濯,掃除,etc・・・はもとより, 仕事の整理や段取りやら・・・,冠婚葬祭,家庭行事一切・・・更には・・・,毎週欠かすことのない神の倉行きや, 自分のHPの up loadまでも !!! ?? ・・・
有能な 奥さんが何一つ文句も言わずキチッと 気をつけて呉れる。

尤も,奥さんが優秀なのは,逆に「旦那さんにも それだけの人格が備わっていることを忘れてはならないのだが・・・」 そんな神の倉の ある友のことが 自然に思いだされる。 ・・・羨ましくもあるが〜 ・・・。
しかし,そうでない者は 「やっぱり自分がしっかりしなければ・・・」と言い聞かせながら 頑張っている。



2/22 土SAT
今日のサイチャ”センターリング” Saijia topics ”centering"
今日もアパートを出る時から好い天気・・・。 『絶好のコンディションになるのは間違いない』 。
心躍らせながらサイチャに着くと 今日は Sunny簡 さんの案内で”静岡 パラフィールド チーム”15人が来場していた。
パラフィールドの方は途中で帰国する人も いるそうだが,今日(2/22土)から最長は2/28金 まで 1週間 滞在し, じっくり楽しんで帰る予定とのこと。

昨晩 大分美人から 届いたmailでは,九州ではまた雪が降ったとのこと。
・・でも ここは もう初夏の日差しだ。 朝から暑い。 ・・・。
昼前ぐらいから上げ始め,その内 何人かはクロカンに出かけた。

≪ここからは 単に私自身の feeling を書く。 読まれる方にとって真実かどうか保証はできない≫
正面に広がる見渡す限り 真っ平らな陸地は,台湾の太陽に照らされ沢山のサーマルを生み出す。
そして海からの穏かな南西風に乗り,広範なエリアを移動する間に沢山のサーマル成分は 全て混合され平均化した流れになって・・・,その第1波が大体 昼前後に サイチャの山に当たる。

しかし,しばらくしてエリアの上空まで温度が上がってくると 一時膠着状態になる。
そのの間は 20分ぐらいの周期で上がったり 垂れたりするが, 十分 高度を確保しているか上手にサーマルを見つける人は・・・, 再び更に温まった第2波が運ばれてくる15:00頃まで 飛び繋ぐことができる。
そしてその後も 同じ様に 16:30頃まで頑張れば,今度はアベントに乗ることができる。

私は 第1回目 12:00テイクオフ。
先だって長島さんに教えて貰ったことを私なりに試しているが・・・,サーマルの発生し易いスポットはどうも吹いてくる風と,サイチャの山に突き当たって行き場を迷っている風が交錯する 谷間の沖合い当たりにあるらしい。

その形は長円形であったり,扇形であったり,線(層)状であったり,境がボケていたり・・・して,発生する場所も形も刻々変化する。
しかし近くを飛んでいる機体の動きを (見る人が)見れば大体の判断ができる。
サーマルを感じながら回転半径をだんだん小さくして行けば, コア付近では自然に弾かれ・・・
自然にコアの周りを 密着して廻ることができる。

≪たまたま運が良かっただけかも・・・≫でも,そんなことを考えながら, ともかく 私は沢山の機体を
見下ろしながら1時間あまり飛んだ。
そして第2回目は 14:30 テイクオフ〜。
第1回目と同じ様にして地上 1,000m前後の高度を確保し・・・, その後アベントにも支えられ・・・
私としては高所恐怖症と・・・,些か飛び疲れも感じながら 17:50pmランディング まで・・・,
1フライトで 3時間20分 は私としては 最長記録 となった。



2/23 日SUN
高雄= 春(?)スナップ Spring in Kaohsung
もし 昨日欲求不満だったら・・・, 今日もサイチャに行っていたと思う。
しかし,昨日は思う存分飛んだし・・・,私の日常生活は 先日書いた通り, ここで 神の倉のさる人の様な 優しくて優秀な 奥さんなど 望むべくもない者は 何もかも 1人で片付けねばならない。

そんな訳で今日は アパートに留まり・・・, 所用や,雑用や, HPの整理や,散歩等をして過した。
ところで, 最近 私のHPが楽しみだと言って 時々mail を呉れる人・・・,
こちらからの返事は 遅れ々々だが,次の様な 高雄 春?の街の snap を送った。

こんばんわ,○○さん!
 日本はまだまだ寒いですか・・・?,九州でも雪が降ったとか・・・.
 こちらはもう春を通り過ぎた感じ。 高雄の街を散歩する時, 植え込みの中から こぼれ落ちるぐらい咲き誇った 満開の花が 一人暮らしの生活にも,潤いを与えてくれる !!!
皆さんからMail来るのが楽しみ。 ・・・また時間があったら宜しく 。

                                          

2/28 金FRI
和平記念日(台湾の歴史)
台湾の歴史について書くのは・・・私の薄識加減を 曝すことかも・・・。
でも 間違があれば,また誰かから指摘を戴き,後で訂正することで了解願いたい。

台湾では 1600年台 オランダやポルトガルの侵入を 鄭成功が征圧し,以来 中国本土福建省からの外商人や,広東省からの客家などが大挙 移住して来た。
そして,それ以前に住んでいた 多くの原住民は征服されたり,彼らと同化したりした。
しかし,高山に住む 少数の民族(9族)はそれを免れ,伝統・文化を現在まで継いでいる。

そして,1842年 清朝がアヘン戦争に破れると,再び ヨーロッパや日本など 列強の脅威に曝され・・・,結局は 日清戦争に勝利した日本支配と激しく衝突する所となる。
これに対し,日本は”台湾総督府” をおいて 抗日運動を徹底的に抑圧した。
しかし,1945年 第2次大戦で日本が敗れ,台湾は中国への復帰が決まり,再び中国本土からの移民が押し寄せ・・・,戦前からの住民(外商人達)と激しい摩擦が起こり,遂にの怒りが爆発して・・・,1947 台湾各地で暴動(二・二八事件)が勃発した。

更にこの頃, 毛沢東軍に追われて 蒋介石軍も台湾に侵入した。
蒋介石軍は,住民を武力で 激しく圧迫し,おびただしい数の犠牲者をだし・・・,
その後は結局,蒋介石軍に支配され 現在の状態に落ちついた。
こんな歴史過程から 今日≪ 2/28≫ が 『和平記念日』 と制定されたのだと思う・・・台湾は休日である。

しかし,その時 蒋介石はそのまま台湾に留まろうとしていたのか,それとも中国本土に復帰を考えていたのか・・・私の知識では分らない。


≪七彩湖 キャンプ ≫
こんな訳で 2/28(休)・3/01(土)・3/02(日) の3日間。 −−−サイチャはキャンセルして−−−
会社の山岳部の人に誘われ,台湾中央山脈のど真ん中 にある ≪七彩湖 ・六順山 3106m≫へのキャンプ 及び山歩きに出かけた。


※※この項は 3月のページに記載します。


next before