| ホーム | **** 2003 ** 08/14(木)**【 ドライブ Driving 】***********

- 明石海峡大橋〜しまなみ海道
Akashi canal bridge - - Shimanami see road

8/14 Thu 明石海峡大橋→しまなみ海道 Driving to Akashi bridge & Shimanami route
-- 明石海峡大橋まで
明石海峡大橋も,しまなみ海道も開通はいつだったか?。 大分 久しくなるが私はまだ通ったことがない。
しかし,それにしても・・・, 今日は天気予報でも 朝から 1日中,止む予定のない激しい雨であるが ・・・,
しかし,今回は明らかに私達の予定が先約だ !!
天気の方が勝手に雨を降らせているのであって, 何も私達の方が合せねばならない道理はない !!
こんなことを考えながら 朝からの激しい雨を衝いて, 7:30 my奥さんと二人で自宅を出発。

奥さんは助手席で 例によって眼を覚ましたり,また眠ったり,何かを食べたり,飲んだり,時々気がついた
様に何かを話し掛けてきたりしながら・・・,私は山陽自動車道を一路 東進した。

途中何処だったかSAで一度休憩した後も,全く弱まる気配もない雨の中。
今日は 高速道路には ≪制限速度は 50km/h と明瞭に表示されている≫が,他の全ての車と同じ様に
90〜100km/h で走り,三木JCTから”神戸淡路鳴門自動車道”に進路を変えた。

天気が好ければもっと 色々な景色が眼に写るだろうが・・・,今日は道路意外は何も見えない。
車はそのまま走り,明石海峡大橋は あっけなく 自動的に通過 ・・・。
この橋を乗用車で通過しながら見えるのは≪海と雲と空が一体化したグレー 一色≫の景色であるが,
しかし,やはり,≪海面上 297m≫という橋塔はさすが・・・高い・・・!!
橋塔が高いことから 橋の巨大さが感じられる。
通過 直後ひとまず淡路SAで 橋を外から眺めながら 昼食休憩とした。

ちなみに橋の 全長は 約 4,000m。
私の計算では 地球は丸いため, 2本の橋塔間の距離は≪頂部の方が 脚部よりも 約 10cm も長い≫
ことになる。



淡路島内の道路
淡路島SAは 13:00出発。 島の道路は海岸線の見える小高い丘や 山に近い所を走る。
季節によっては沢山の花が咲き乱れる ”花の島” とも 美麗な ”花街道”とも聞いている。
私達がドライブに行く一つの主要目的は, そんな風景の中を突っ走る醍醐味を味会うことであるが,
今日はその代りに,運転席のワイパーで掻き取られる狭いすき間から,広い 道路と 前を走る車のテール
ライトと水しぶきが見えるだけである。

ローカルのラジオは今日は”阿波踊りが開催”のため 鳴門 IC出口付近の渋滞を伝えているが
今の所 順調に流れている。 奥さんは何をしているか分らない・・・。 眠ってもいない様だが,別に話しを
するネタもない。 この当りは自宅からの最遠地点なので 私は帰宅のコースや そろそろ時間を
計算しながら 黙々と 運転している。


大鳴門橋
もう何年前になるか ここには瀬戸大橋を渡ってきたことがある。
その時は霧雨のため 橋が半分しか見えなかったが・・・,
ここ ”鳴門の うず潮” は
私が推奨する絶景のひとつなので ,
その後も何回か来ている。
今日も 雨の中だが,視界は 鳴門海峡全体が見渡せる。

今は大潮とあって 橋を渡りながら あちこちに 巻いている ”うず潮”が
見える。 天気の好い時は,これが・・・
≪紺色の海,豪快な真っ白い渦潮,真っ青い空,対岸の真緑の山≫
の見事な コントラストをおりなすのだが・・・。

しかし今日は 雲と空と海が一緒になった グレーのスクリーン上に,
申し訳程度に白い 幾つかの渦潮を,ガラスに雨滴の付着した
窓越しに 眺められた。 大鳴門橋を過ぎ 小鳴門橋当りから
鳴門 IC出口の左車線は渋滞が始まった。

最初,天気が好ければ鳴門で下りて,何処か散策することも考えて
いたが,今日は その気は起らず,中止して帰途についた。



徳島自動車道→松山自動車道
以前・・,といっても,もう何年になるか?。・・・鳴門から藍住までは
鳴門市郊外の大谷焼きの町(大谷)や東ドイツ館の近くを 通っていた。
今は高松自動車道 板野ICを下りると,藍住ICまで簡単に行ける。

徳島自動車道開通までは 延々と一直線に流れる吉野川は 他の
どの川よりも美麗だ。 川沿いには脇町や,歌津とか,半田町とか・・・
往時の風情を感じながらドライブしていた。

しかし,今回は高速道路では あっけないというか,物足りないと
いうか・・・,勿論 一般道は廃止された訳ではないが・・・。
しかし高速道路ができれば,人は便利なものしか利用しなくなる
という心の矛盾を感じながら・・・アッという間に通り過ぎた。。

池田を過ぎる頃から 山が険しくなるが,これも トンネルで訳なく通り
抜ける。
天気が好ければ 四国山脈のあの険しい山や,崖や,崖っぷちを
よじ登るのつづら折りの道路などの景色が印象的なのだろうが・・・。
雨は 依然として全く小降りになる気配もない。
ラジオでは 今日の阿波踊りは やっぱり中止になった様だ。

道は山中で そのまま松山自動車道に移り,伊予三島 - 伊予西條と
視界に市街地が見下ろせる所を通過する。
しかし,今日は全て雨に 掻き消されている。 休憩も考えたが,結局
ノンストップで 伊予小松JCT から今治まで突っ走った。
今治に近づくにつれ ようやく雨が止んだ。


しまなみ海道
先ず来島海峡から大島には,
三連吊橋 《来島海峡大橋 》が
見事な 雄姿を見せる。
《三連橋の全長は 4000m 超 》

天気が好ければ 下車して,
眺望レストランでも探す所だが,
今日は その気も全く起らず,
ただ,車を突っ走らせた。
橋の上の 両側に来島海峡が
眺望出きる・・・。

天気の好い時は 今の時間は
夕陽の空や,ギラギラ輝く波,
海に点在する無数の島々。
その間を行き交う沢山の船や
その航跡・・・等 。
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それを眺望する積りだった。


≪多々羅大橋≫
広島-愛媛の県境。大三島と
生口島間に架る美しい斜張橋。
しまなみ風景に 見事に調和。

≪瀬戸田PA≫
”多々羅大橋” の見えるPA。
気がついて見ると 13:00 過ぎ
淡路SA を出発後 トイレ休憩も
なく 走りっぱなしだった。

しばらく休憩,夕食,買物し
19:00前出発。 帰路 。

自宅到着 21:00
走行距離 680km



下は生口橋