| ホーム |   ***** 2002 ** 9/28(土) 【レイクサイド ドライブ 】 **********

関子嶺温泉→烏山頭水庫→曽文水庫 ドライブ


9/28-土≪ドライブ≫
今日は会社のC.T陳さんに誘われて,近辺のダム湖のドライブに行き、久しぶり,高雄ともサイチャとも違う湖の空気を吸いのんびりと1日を過した。
コースは台南県/嘉義県の県境を次のルートで廻る≪高雄→関子嶺温泉→烏山頭水庫→曽文水庫→高雄≫

毎度のことながら台湾の山は急峻なので平地からすぐ急坂の道路を登る。 
いつもなら台湾には 3000m級の山々がすぐ目前には聳え,すごい壮烈な景色が見られる筈なのだが・・・,しかし今日は天気は好いのに,霞がかかっていて景色に迫力がない。    

 関子嶺温泉(クワンツーリ-ウンチョン)

 そして関子嶺温泉は標高300mぐらいで、崖っ縁に立地している。
かつては昭和天皇や蒋介石も訪れたというが、今日は温泉に浸かる予定は全くなかったので、単なる通過地点。

 日本の温泉地と違って土産物店が密生している訳でも、ホテルが林立している訳でもない・・・。温泉というだけでしかし・・・あまりに変哲のなさでは、のんびり一泊してみたいという感じも起こらない。

烏山頭水庫(ウサントンシュイクゥ)

水庫はダム湖の意味。 
80年か90年か前、日本人技師 八田輿一の設計・負責工事で完成したことで有名な この湖は今は台南地区の公共用水になっている。
ここは山の中というより平地の窪みを利用して湖だがその形が”トナカイの角”の様に枝分かれしていて珊瑚湖とも言われている。

湖周辺は今は公園として整備され、プールやキャンプ場や、緑地や池や噴水などが整備され、家族連れで楽しむにも、休日の一日をゆっくり、のんびり くつろぐにも、ジョギング、ウォーキング・・・等にも最適な場所である。
我々はここで 持ち込みの弁当(陳さんの奥さん手作り)を食べ、しばらく休養の後一通り周辺を見学し、次の目的地に向かった。
曽文水庫(ツェンウェンシュイクゥ)
これはかなり山間にある台湾で一番大きいダム湖である。
大きな深い湖であるが,ダムの堰堤はアーチ型でなく,土石を積み上げて築かれているので,(堰堤の外側の)風景にも特長がある。
曽文水庫から下流は幾つかの水系に分かれて嘉義、台南、高雄県、屏東県等に供給されている。
上述の烏山頭水庫の水もここから供給されている。

見渡す限りの大きな湖と,周囲は勿論 台湾の豪快な山々とが織り成す景観は本来なら迫力満点の筈なのだろうが・・・今日は ここでも 霞にぼかされて 今ひとつパッとしなかった。
しかし,久しぶりに高雄ともサイチャとも違う 山の空気を吸ったことは やっぱり大きな気分転換になった。