2003ー1/25 阿里山
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阿里山は,海抜2,500m 前後の 峰線を連ねる山系の総称で, ここから, 台湾特有の 大断層崖と,台湾最高峰の玉山(3952m)のそびえ立つ様が,
眼前に展開す
る。
台湾の山は,複雑な 断層を繰り返し,何ともグロテスクな・・・ ギザギザに破砕した 山姿が,随所にみられる。
阿里山中腹は烏龍茶の産地で,急傾斜の山肌は”耕して崖山を登る・・・” というのどかな風景が展開する。
阿里山鉄道は,豊富な木材輸送の目的で,1914年には沼平まで開通した。
本線は嘉義-沼平間 72.7kmで, 2,250mの高さを登る。
急峻な区間が続き、ループやスイッチバックを 繰り返しながら,見下ろす渓谷の雄大さに加え, 沿線の植物は平地から上るにつれ,熱帯林,→ 亜熱帯林,→ 温帯林と・・・変化する,世界でも類を見ない車窓風景が楽しめる。
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