| ホーム | | 観光ボランティア雑感 -- 《 part _1 》 |
”5. ”観光ボランティア” 随想 2018−7記 |
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私が観光ボランティア活動を始めたのは『旅行が好き』だから。 若い頃は結構あちらこちらに行った。 その頃はどこに行っても土地特有な情緒があり、旅情に何時も新鮮味があった。 だが今は、どこに行っても、鉄とコンクリートの巨大構造物が目に障る。 しかも新幹線駅も、JR駅舎も、道路も、ビルも、空港施設も、港湾施設も、民家も・・・、お土産品や人々の話す言葉も・・・全て一律、標準化してしまった。 それは外国に行ってもインターネットに国境はない、テレビも日本と全く同じ時刻に同じキャスターが語りかけている。 異国情緒は、街歩きで言葉が通じ難いことぐらい。 しかしそれも・・・今は、世界中どこも英語が通じるのは当り前になった。 世の中が急速に狭くなったと言うべきか、異国情緒が乏しくなったのはちょっと寂しい。 |
その反面、交通、通信、宿泊施設が凄く便利になって、以前とは比べものにならない程、短時間。広範囲な移動ができる。それだけ珍しいものに出会うチャンスが増えた。 しかも英語さえ話せば、どこの国に行っても珍しい所を沢山見学し、珍しい話が沢山聞ける。一度の旅行で得られる知識量は、以前の比ではない。 呉の市内では誰も気づかない間に、広島にも宮島にも、しまなみ海道にも、日本中にも、外国人を含む観光客数は以前の何倍増にもなっている。 世界は狭くなったと言うか・・・、グローバル化というか・・・? しかし乗り遅れる者は容赦なく切り捨てる。 気がついた時には「情報の孤島」もあちこちに散在している。 私のガイドするお客様にも、世界旅行や歴史好きな人は結構多い。ガイドの合間に、私の拙い体験談などを話すとお客様の反応は急変して、もっと興味深いことを教えて呉れる。 |
あちらこちらの旅行談や歴史談を聞くと、私ももっと色んな所へ・・・好奇心が駆りたてられる。 ボランティアガイド暦5年、 他のお客様にも、一人でも多くの人が、旅行の楽しさを覚え観光者人口(パイ)に加わって戴ける様に・・・と思いながら、ボランティアガイドを続けている・・・(^_^)/~。 |
“4.瀬戸内観光ボランティアパワー結集”の提案 2013−7記 |
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”3. 観光振興・・・?一観光ボランティアガイド゙の思い ” |
旅行会社のツアー観光は、最少限の現地滞在時間で駆け足見学し、トンボ帰りするのが常である。 |
”2. 観光ボランティアの活動経費と報酬について ” |
ボランティア活動の意義 |
”1. 御手洗観光ボランティアガイディング雑録 ” 2008.06 記 |
この街の歴史は北前船の経緯と付合する。 |
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◆ボランティアガイドを志す理由は
@この街が好きだからとか、A自分の勉強になる・・・とか、Bお客様に喜んで貰うのが楽しいとか、
Cガイドをするのが面白い・・・とか、D時間があるから・・・とか、E健康の為・・・とか、
各人各様、意見が聞かれるが特筆する様なものはないだろう。
◆しかし、活動を始めた後の問題として
@益々興味が湧き、熱心に腕を磨き活発に活動する人がいる反面、 A勉強は苦手で滅多に活動しない人や、 Bパーティーなど都合の良い時だけ出席する人や、 C初志が貫徹できず脱落する人も大勢いる。
そんなメンバーが、『会の中では、ガイド機会の不公平、処遇の不平等・・・』とか言いだすから話しが可笑しくなる。
しかし長い間には、気質の合わない人は淘汰され、『この街が好きだからとか、お客様に喜んで貰うのが楽しいとか、世の中の役に立ちたい(自己の存在価値)とか・・・』、概ね常識的なボランティア人が中心になって、満足しながら楽しく活動しているのが普通の姿だろう。
2.私たちの “会”(KVG)に当てはめた場合の課題
皆が満足して楽しく活動しているのは、私たち(KVG)も同じで、それは好ましいことである。
しかし、“会”(集団)として見た場合、 限られたエリアで、『無償奉仕活動に誠心誠意尽くすことが誇り・・・』と言うのでは古いタイプの集団になってしまう。
刺激や変化や発展性に乏しい。
それは、ある福岡グループの人も言っていたが、ともかく、今はインターネットなどを利用して、色んなグループが、アッと言う間に連係し協力あい、次々、新しい型のサービスが生れる時代になっている。
湯崎知事肝入りの “瀬戸内海観光構想” も、関係の県や市町、関連業者や、様々なボランティアグループなども、互いに連係・協力態勢を整えながら、着々と進展している。
私たち(KVG)は、地理的に瀬戸内の重要なエリアを管轄し、過去の実績も高く評価され、各方面から期待されている。
その気になれば、重要な地位について、社会の為に一役買うには絶好の立場にある。
こうして外部グループとの連係強化を目指すことで、視野が広がり興味津々な情報も入ってくる。
私たちのグループ目標もできる。 活動範囲が広がり、色んなタイプの人が集まる(定着する)様になれば、変化や刺激や、活気も湧いてくる。
3.“会”の雰囲気つくりと相互協力
とは言ってもそれは、個人の、考え方や活動スタイルを変えると言う意味ではない。
“会”(集団)の中には、@現状に満足している人も、 A外向的な活動に興味をもつ人も、 Bもっと別な考えやアイデアをもっている人も大勢いる。 だから、そんな色々なタイプの人が、“会”の中に共存して活動できる雰囲気にして、それぞれの人の得意な分野で技量を発揮させることに意義がある。
しかし、些細なことに、直ぐ、嫉妬心や不満が湧き起こり、不公平や不平等対策の為のルールばかり強化される様な環境では、考え方も、価値観も、活動に掛ける費用も、労力も、それぞれ異なる人間が技量を発揮することは難しい。
結論を言えば、視野を広く外に開き、嫉妬がらみの議論やルールは卒業する。
そして、@広い視野で外向的な活動がしたい人、 Aもっと頻繁にガイドをしたい人、
B僅かな回数しか活動出来ない人、 C都合の良い時だけ出席したい人、 D僅かでも小遣い稼ぎに冥利を感じる人も、 Eその他諸々の人も・・・、(会や個人に名誉損傷や実損がない限り)できるだけ各人の希望を叶え技量が発揮し易い様、メンバーの皆が協力しあう雰囲気になれば、誰も損はしないで、皆がHappyになるのではないか・・・? 福岡他、外部グループとの交流しながらそんなことを思った。